人生を考えさせるピッカピカの丸の内ビルとイルミ(前編)

 こちらの連載では、少年アヤちゃんが東京各地を散歩しながら、その時に感じた・見たものを写真日記風に語っていきます。ぜひアヤちゃんと一緒に散歩気分を味わってみてくださいね♪ 
読み進めていくうちに、各地域別の男女の様子が浮かび上がってくるかもしれません。
池袋前編『第3回:執事喫茶で出会った男の子と巨大なビーフ』や後編『第4回:アヤちゃんも逃げ出す池袋のカオス』も合わせてどうぞ!

丸の内とのあまりにも遠い距離感
でもなぜそこにBEAMSが…?

少年アヤちゃん 東京散歩 AM 画像 丸の内

 今回は、イルミネーションきらめく12月の丸の内に行ってきました。
実はこれまで、丸の内という場所が具体的にどの辺にあるのかがよく分かっておらず、行きの電車でyahooの路線検索に「丸の内」と入力して出て来た結果が「丸の内(愛知県)」だった時は本当に仰天しました。片道10,270円とかいって。
しかし、実際の東京・丸の内は愛知県のそれを上回る距離感で、人生とはなにか、AMとはなにか、ギャラとはなにか、源泉徴収とは…等、悲しくなるくらいいろいろなことを考えさせられてしまったのでした。

少年アヤちゃん 東京散歩 AM 画像 丸の内

 どこかハリボテ感の漂う東京駅を背に行くと、すぐ目の前に丸の内ビルディング…通称丸ビルが現れます。
最初はこれがあの…と構えていましたが、かなり目立つ所で呑気にピカピカ光っているBEAMSのロゴを見たら少しホッとさせられました。というより油断させられました。
あまりにもおなじみのブランドだったので、つい「ヒカリエに毛が生えた程度の場所かも♪」なんて思ってしまったんです。これがそもそもの間違いでした…。