男の言い分コラム・勝手にタレント名鑑

能年玲奈があぶり出す“くすぶり男子”の臆病な上から目線

昨年、朝ドラ『あまちゃん』のヒロインを務めたことで、またたく間にスターダムを駆け上り、一気に国民的女優になった存在といえば、ごぞんじ能年玲奈。 (ちなみに「スターダム」というのは、紋切り型の原稿しか書けないライターの頭の中にだけ存在するもので、あえてどんな形のものかと聞かれたら、心臓検診に引っかかったときに再検査で上り下りさせられるあの階段みたいなやつ、あれです)

“天然系ほっこり女子”に感じるもやもやの正体は?

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 昨年、朝ドラ『あまちゃん』のヒロインを務めたことで、またたく間にスターダムを駆け上り、一気に国民的女優になった存在といえば、ごそんじ能年玲奈
(ちなみに「スターダム」というのは、紋切り型の原稿しか書けないライターの頭の中にだけ存在するもので、あえてどんな形のものかと聞かれたら、心臓検診に引っかかったときに再検査で上り下りさせられるあの階段みたいなやつ、あれです)

“天野アキ”ではない能年玲奈本人として、数々のバラエティ番組に出演するようになるや、その独特すぎる素のパーソナリティーが、いわゆる「天然キャラ」「不思議キャラ」として話題になりました。

 長い沈黙も恐れないゆったりしたテンポ感、挙動不審の域に踏み込んだ朴訥な受け答え、付けヒゲを集めているという奇をてらった趣味、アシッド感あふれるヤバい絵のセンス……。

 そのほっこりとした特異な世界観は、バラエティ番組の当意即妙なテンポに慣れきった共演者たちを当惑/翻弄させるとともに、「すれていない素朴で天然な女の子」という印象を与え、新たなファンを呼び込みました。

 しかし、この“天然系ほっこり女子”に注がれる男たちの視線に、もやっとした違和感を覚えた女性は多いのではないでしょうか。
(ちなみに「〜ではないでしょうか」という語尾は、紋切り型の原稿しか書けないライター(以下略)、あえて意訳するなら「裏付けはないけど、ここ共感してくれないと先に進めないから、とりあえず同意してよね」ぐらいの意味です)

 NHKの予定調和の枠内に収まっていた『あさイチ』のプレミアムトークや、タモリとの“おじいちゃんと孫”のようなやりとりが微笑ましかった『笑っていいとも!』では表面化しなかったその違和感は、『しゃべくり007』に彼女が出演したとき、明るみになりました。