小さい子とお母さんにとっても優しいタイでの育児。
甘~い子育ては礼儀正しい子を育てる!?

女の幸せ 女の生き方 湘南 シングルマザー

 旦那くんとの間に生まれたハイパー息子は早くも3歳になりました。
現地での出産を選んだ私は、それまでまーったく妊娠・出産・育児って分野に知識がなかったので妊娠中に本を読みまくったのであります。
そしてそんな私の隣で退屈した旦那くんもタイの育児書を読みまくっていて、つまり生まれる頃には頭でっかちが2人誕生していた(笑)。
最初は衝突が耐えなかったんだよね、だって日本の本とタイの本で書いてあることが違うんだもの……!!

「育児に正解はない。流行があるだけ。」

 誰のせりふかこれはほんっとーーに名言だと思うんだけども、お互い自分の本を正しいと信じて疑わなかった育児素人2人はことあるごとに衝突。
それで意見が食い違うごとにプレゼン対決することにしました。
お互いこの対処法のどこがいいと思うのかを全力でアピールするの。もうね、熱弁(笑)

 そうして、「ほほぅ」と感心したり「それいいかも!」ってなった方を都度選んでやってきました。なので息子は完全にタイ日の育児法がミックスされて育っているってわけ。
いいとこ取りできていたらなー、と思います◎

 ちなみに私個人の感想ですが、ざっくりいってしまうと健康面では日本の育児、精神面ではタイの育児がいいなって思うことが多いです。
私は日本で育児をしたことがないので比べることはできないのだけど、タイでの育児はお母さんにとても優しいと感じます。
新生児の頃は「お母さんは寝不足」っていうのが、みーんなの頭にあって、ことあるごとに寝かせよう休ませようとしてくれるし、動き始めたら「お母さんがご飯食べるからね」って食堂のおばさんとかがひょいと相手してくれたりね、周りのサポートが的確(笑)。
子供が泣いたり多少のやんちゃをしても、回りが暖かい目で見守って助けてくれるので、お母さん達は余裕を持って子供と向き合えているような気がするよ。
お母さんがいっぱいいっぱいになっているとどこからか手が差し出されるしね◎

 タイの育児は甘やかし! しつけは! マナーは! と批判されることも多々あるようなんだけども、不思議とある程度年齢の言った子達は驚くほどに礼儀正しいの。
挨拶やお礼がしっかりしているし、小さい子の面倒をとてもよく見るし、年上の人を敬うし。
これはどういうわけなんだろうね。
現在暴君な息子の成長とともに探ってゆきたいと思います(笑)。