地に足ついてない女

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「地に足ついてない女」[チニアシ・ツイテナイ・オンナ] tchiniashi・tsuitenai・onna
生息地:都市部近郊のベッドタウンの一軒家や持ちマンション。親とともに住む。
特徴:親の経済力を吸って生きている。自分の食い扶持は、全て可処分所得として自分為に使う。

 経済的に自立するつもりがない女子、いるわね。今の時代ものすごく厳しいから、女が独りで生きていくのはとても大変だと思う。1/3が貧困層だって言われるし、辛い時代。
でも、すっごく気になっているのが、結構なお給料もらっておきながら、いつまでも実家暮らしから抜け切れない人。
「実家を出るときは、お嫁さんになるとき」みたいな箪笥の端っこで湿気で満タンになっているのに放置されている除湿剤みたいに、古臭い理想を掲げているの。“生きる力”を誰かが運んできてくれると思っている結婚願望女子。幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてるのかっ。少女だったといつの日か気付いてないのかっ。青い鳥かタッチかっ。

 衣食住を自分で賄うのはとっても辛いし大変なこと。でも、それをするのは“生きる力”を養うこと。1人で踏ん張って立ち上がって、孤独を知ってこそ本当に必要な人が見つけられると思う。

 実家暮らしの女と進んで付き合う男も一定数いるわ。そういう男の発想は「実家暮らしだから身持ちが堅そう」「実家暮らしなら簡単に浮気とかできないから安心」とか、「安全パイ」を狙ってのもの。もっと問題なのは、「実家暮らし=経済力が低い」という部分に目をつけて、優位に立とうという姑息な発想の男。とんでもなくケツの穴の小さな男。ちっせぇちっせぇ。

 一対一の、個人対個人の、豊かなパートナーシップを求めているのなら、まず自分自身が独りで生きていける強さをもって、自分の足で手で自分を幸せにできるようになってから。自分で自分を幸せにできない人間が、大切な人を本当に幸せにできるのか、疑わしいわ。与え合う豊かな恋愛をしたいのなら、是非、自活してほしいと最近特に思うの。
だって、なんか最近の恋愛の傾向って、「愛の奪い合い」なんだもの。「愛される」ために、みんな必死じゃない?

advice

実家暮らしの女にまともな男はまず手を出さないわ。そういう女子を評価する男は、女に昔の女性像を求める古臭いコンサバ男。古臭い者同士でくっついてくれるのならいいけど、1人の人間として結婚後も対等に扱われたいなら、まず頑張って“1人”で生きてみて。