こんにちは、oyumiです。まぶたの腫れもだいぶなくなりました。
いよいよ久しぶりの都知事選が7月5日にあります。都民じゃないけどワクワクする。正直、都知事選のために住民票を東京都に移したいくらいです。
前回に続き、「30歳になるまでやっておきたいことリスト」について書きたいところですが、せっかくの都知事選……今回は「選挙って一体誰に入れればいいの、どうしたらいいの」という疑問を持った主に若い子たちにむけて書いてみました。偏ってしまうとよくないので、こうするのがいい! そうするのが正解! 間違い! といったことは書いていません。
インスタで自分の意見に自信を失くしてない?
最近は「選挙に行こう」という呼びかけが、私が中・高校生の時と比べてだいぶ強くなったように感じています。あの頃はTwitterやInstagramがあっても、政治や社会問題の話題はほとんど目にしませんでした。懐かしや。
19歳から4年間は東京にいて、住民票を移したり移さなかったりを繰り返していたので投票に行けていなかったときのほうが多かったんですが、実家のある静岡に戻ってからはとりあえず毎年行っています。
ハタチくらいの頃、親によく言われていたのは「選挙に行かないっていうのはどんなに政権が気に入らなくても文句を言う権利はない。行かないなら全部受け入れること」でした。だから、とりあえず行っとけば済む話なんだなという認識。今もそんな感じです。
ですが、ここ最近は選挙に対するイメージがものすごくネガティブというか。ものすごく不安な気持ちを覚える印象が27の自分でも、ある。今の若い子だったらなおさらその不安は大きいんじゃないでしょうか。
というのも、Instagramで影響力のある人や芸能人・モデルたちによる情報発信が、若い子たちの判断や意思に自信を失くさせているように思えて仕方がないのです。
好きな人と違う意見を持つことは、なるべく共感していたい人にとってとても不安になる要素のひとつです。そして、その人を支持する多くの人と自分の意見が異なる場合。これも、「もしかして自分は正しくないのだろうか」と自信を失くさせるものです。
私は先日、Instagramで社会問題についての意見を投稿したものの、意見が合わない人が一人でもいるとものすごく恥ずかしくなってしまいました。自分は結局何も知らないだけなのに、ちょっと得た知識だけででしゃばっているだけなんじゃないのか? 愚かか? と思えて、結局その投稿は消してしまったのでした。
「どうしてだろう?」を自分なりに考えてみる
ニュースでアナウンサーが都知事選立候補者5人の公約をまとめた表を紹介した際に、「(誰々がここに入れるから自分も、ではなく)誰に投票するかは自分で考えてください」ということを慎重に言っているのが印象的だったんですが、これが今の若い子たちに一番必要な言葉に思います。
そこらへんの一般人が「○○○には入れないほうがいいよ!」と言うのと、そこそこフォロワーがいる人がそれを言うのとではわけが違いすぎます。
たしかに投票すればとりあえず参加はできる。でも私が10代のときよりも、もう少しちゃんと考えないといけなくなってきている気がしています。というのも、私は静岡に住んでいるので都知事選ではないですが、前回面白半分で投票してまあまあ後悔したからです……まあそれもひとつの経験ですが。
そして、(個人的にこれも重要だと思っているんですが)ネット上やメディアで目にする候補社5名をまとめた表などの画像にも今一度疑問を持つのもいいんじゃないでしょうか。候補者は全部で22人います。それなのにどうしてこの5人なのか、どういう基準で選ばれているのか。これも考えるヒントになります。
「どうしてだろう?」を自分なりに解決するために、候補者それぞれの公約だけではなく経歴などを調べた上で考えるだけでも「ああこうやって考えればいいんだ」と知見を育てられるかと思います。
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