AM読者のみなさんから、募集した今まで恋人についた一番成功した言い訳の最終回です。
全部読めば、彼を怒らせてしまったときも上手くごまかせるかも!
最後にご紹介するのは、なかなか体験できない刺激的な状況でのエピソード。
VOL4/絶体絶命のピンチのときこそ、冷静に!
身から出た錆だとしても穏便にすませたい、二股の言い訳。
相手を傷つけずにベッドインを断り続けたいときに
東京の彼(本命)と海外在住の彼で二股交際をしていた時のこと。浮気相手の彼とは、彼が日本に来る時や、海外旅行で一緒の時間を過ごすという付き合い方でした。私は「海外に住む優しく紳士なエリート社長」としての彼が気に入っていただけで、本命の彼への気持ちは揺るぎないものだったので、せめてもの忠義で(?)、彼とは体の関係はもちろんキスするつもりもありませんでした。
そんな彼に初めて海外旅行に誘われて。同じベッドに寝るのは危険だと思いましたが、私と付き合っていると思っている相手に、「別々の部屋にして」とは言えないので、 「傍に人がいると眠れないの。それに実を言うと男性に触られるのが苦手。子供の頃に痴漢にあってから、男の人に触られたりすると一気に落ち着かなるの。今まで好きになった人や、付き合った人とも、それが理由で恋愛が続かなかった…」と悲しげに話してみせた後、 「私、どこかおかしいんだと思う。でも、いつか克服したいって思ってるの。でも、あなたがそんな付き合いはイヤだっていうなら、悲しいけれど、私を選ぶべきじゃない」と言うと、 彼は、「僕はこうして一緒にいられるだけでうれしいんだよ。君が心地よく休めることが大事」と、ツインのベッドの部屋を用意してくれました。
で、私はすっかり“男性恐怖症に苦しむヴァージン”に (笑)。その後に何度か行った旅行でも同様にツインの部屋で、指一本触れられることはありませんでした。
(ちさと/33歳/派遣社員)
<編集部からのヒトコト>
彼の気持ちを傷つけることなく、関係を継続する…驚きの言い訳です。
同じ状況になっても、こんなにうまく切り抜ける自信はありません。
アリバイ工作には、細かい人物設定をした架空の友達を
将来安定の彼氏と高級マンションで同棲をしながら、体の相性がいい浮気相手の社宅に通うという、二重生活を続けている私。最近では、彼氏との家と浮気相手の家に泊まるのがちょうど半々くらいに。
最初の頃は、外泊なんてほとんどしなかったのに、だんだんと回数が多くなる私に不審に思った彼が一度だけ問い詰めてきたことが…。普段淡白な彼が問い詰めてくるなんて思っていなかったので、咄嗟に、いつも遊んでいる友達をいろいろ掛け合わせて「専門学校に通う、ちひろちゃん」という女の子を作りあげました。社会人の子よりも学生だと、時間に融通の聞くイメージだし、深夜まで遊んでも不審がられないかなと(笑)。納得したかどうかは分かりませんが、それ以来、何も聞かれなくなったので、ひとまずセーフ。浮気相手の家に行くときは「ちひろちゃんちに行く」と言っています。
(あみ/25歳/公務員)
<編集部からのヒトコト>
何が本当で何が嘘なのか…。本当に誤魔化せたのかどうかはグレーですが、彼が気づいて許しているとしたらと思うと、胸が苦しくなります。
修羅場は劇場型パッションで乗り切る!
若かりし頃、彼氏がいるのに、遊んでいた男性との1コマ。浮気相手に「本命の彼からもらった指輪をつけたままのデート禁止令」を出されていたのに、うっかり指輪をはめたままの逢瀬。ブチギレた浮気相手に家を追い出されそうになったため、なんとか状況を取り繕おうと、本命の彼からもらった指輪を浮気相手のマンションのベランダから、投げた! さらに「最初からしてなかったでしょ!ね!?」と絶叫し、家を飛び出しました。心を打たれた(?)彼がすぐに追いかけてきて、マンションのエントランスでハグ。その後は彼に手をひかれ、無事、部屋へと戻ることができました(笑)。
実は本命の彼よりも若干、浮気相手の方にときめいていた時期だったのですが、その時ばかりは浮気相手をつなぎとめられたことよりも、本命の彼からもらった指輪が2万円で本当に良かったという気持ちでいっぱいでした…。
(なーたん/29歳/マーケティング)
<編集部からのヒトコト>
指輪が2万円で…の気持ちよく分かります。
修羅場のときこそ、反面で冷静になってしまうときってありますよね。それにしても、本命の彼を同じぐらい、浮気相手にも熱意をそそげるバイタリティに関心してしまいます!
4回に渡ってお送りさせていただいた「人生で一番輝いた言い訳」いかがでしたでしょうか?
言い訳はしないに越したことはないですが、どうしても回避できないピンチのときには是非参考にしてみてくださいね。
Text/AM編集部