AM読者の皆様、はじめまして。やまとなでし子と申します。婚活の末、結婚したアラサーJK(女子会社員)です。
婚活についてや、そこで出会ったちょっと変わった男性達、日常の呟きなどをブログやツイッターで垂れ流しています
今回のお題は「無理めの男を落とした話」。
無理めの男とは、いわゆる高収入やイケメンなどのハイスペック、競争率が高い誰もが羨む男性のことである。
明治安田生活福祉研究所が2016年に発表している「20~40 代の恋愛と結婚」によると20・30 代未婚女性の67.9%もの人が結婚相手に年収400万円以上を求めている。
しかし2017年の国税庁「民間給与実態統計調査」によると、20代後半男性の平均年収は393万円。
多くの女性が希望している年収400万円の「独身」を見つけるだけでもハードルが高いのに、さらに高収入かつイケメンとなれば、無理めの男を落とすハードルがいかに難しいことかがお分かりいただけるだろうか。
そんな無理めの男達を落とした女性達の巧みな技をご紹介したい。
圧倒的行動力で射止めた!プルデンシャルゴリラの女
プルデンシャルゴリラという人種をご存知だろうか。
ツーブロックヘアにその肉体美が強調されるネイビーのタイトなスーツを戦闘服とし、自信に満ち溢れたゴリラのようなたくましいガタイで、ゴリゴリのパワー営業をかけてくる最強の営業戦士。(通称プルゴリ)
そんなプルゴリを思わせるスタイルで無理目な男を落とした女性の話である。
見た目はお世辞にも美人とは言えないふくよかな女性だったが、(自分を棚に上げてごめんなさい…)その豊満な胸の谷間が見える服を戦闘服とし、常に合コンに挑んでいた。
出会った男性がハイスペとあれば即座に合コンをお願いし、そこに出会いがないと判断すれば、新たに出会ったメンバーに合コンを開いてもらう。出会いのつてがなくなれば以前の出会いを再利用し、再度合コンを打診する。出会った人脈を最大限に活用して無限に輪を広げ、五月雨式に出会いの数をこなして自分を売り込みまくった。
もちろん気にいった男がいれば、臆することなく自ら積極的に落としにかかる。
あまりにやり過ぎて出会いに飢えている女と悪評が広まってしまったこともあった。だがその他大勢が何と言おうと、最後に自分が好きな男一人と結ばれればいいのだ、と一蹴する強い女性だった。
強靭な自己肯定感も彼女の魅力に一役買っていた。自分で自分をきちんと愛してあげている女はいい女のオーラを纏うのだ。
確固たる自信の元に、人脈を駆使してひたすらアポに奔走し、ゴリゴリのアプローチをかけるその姿は、最強の営業戦士として名高いプルデンシャルゴリラを思わせるものだった。
結果婚活界のプルゴリ…ではなく彼女は一人のハイスペ男と結婚することになった。
数多の飛び込み営業の末、自分を好いてくれる運命の一人を見つけたのである。彼女の言う通り、結果さえ出ればあのときの悪評など関係ない。掴んでしまえばそれは自分だけの幸せだ。
プロポーズのときに、彼にサプライズで貰った婚約指輪はデザインが気に入らないと、自分の好きなデザインの指輪をもう一つ買い直して貰う交渉力もまた最強の営業戦士プルゴリを思わせる。
周りなど関係ない。自分が幸せかどうかが一番大切なこと。強い信念をもって激烈に行動をし続ければ掴み取ることができるのだと彼女は身をもって教えてくれた。
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