“王冠をかけた恋”として知られるエドワード18世。しかし、その妻ウォリス・シンプソンの素顔はあまり知られていません。この映画は、二人の世紀のスキャンダルの真相に迫ります。
ミュージシャンや女優として多方面で世界的人気を誇るマドンナの監督第2作目。ウォリス役にアンドレア・ライズボロー、エドワード役にジェームズ・ダーシーを迎え、1930年代の二人のロマンスと現代のニューヨークに生きる一人の女性の物語を交錯させて描きます。
1998年、ニューヨークに住むウォリー(アビー・コーニッシュ)は夫との関係に悩みを抱えていた。そんなある日、彼女は英国王エドワード8世(ジェームズ・ダーシー)とその妻ウォリス・シンプソン(アンドレア・ライズボロー)の遺品オークション展覧会を訪れる。そこで2人の愛の結晶ともいえる数々の芸術品に触れ、同じ女性としてウォリスの愛の物語に惹かれていく。
しかし、自由奔放で、世紀の愛を手に入れたウォリスにも、いまだ知られていない苦悩があった――。
あなたは、大切な人にすべての権威を捨てるまで愛されたいですか?
誰かを思い、強く惹かれる気持ち。この映画では立場も国も時代も関係なく、人を愛することにおける情熱や葛藤が描かれています。 世界を敵に回しても愛を貫きとおすウォリスの姿に、女性なら誰もが共感と感動を覚えるはず。
一人の国王が王位を棄てるまで愛したウォリスの女性としての魅力、ちょっと参考してみたいですよね。
11月3日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:マドンナ
キャスト:アビー・コーニッシュ、アンドレア・ライズボロー、ジェームズ・ダーシー、オスカー・アイザック、リチャード・コイル
配給:クロックワークス
原題:W.E. /2011年/イギリス映画/119分
URL:映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』公式サイト
Text/Michihiro Takeuchi