「今、欲情してる?」と自分に問いかけよ

「サシ飲みでグイグイ口説かれると断れないんです……」といった、断れない系女子が時々いますが、自分の気持ちが温まりきらないまま、相手に押し切られてセックスするのは良い結果を生まないと私は考えています。

断れない系女子は、男性からグイグイこられたときに冷静に行動できるよう、「セックスにOKを出す条件」のマイルールを持っておくと良いでしょう。

マイルールの例

・「今の私、欲情してる?」と自分の心に問いかけてNOだったらセックスしない
・キスしたいと思えなかったらセックスしない
・「また話したい」と思える相手じゃなかったらセックスしない
・声が好きになれなかったらセックスしない
・相手の手に触れてみて、皮膚の感触に違和感があったらセックスしない
※肌の相性がそのまま体の相性につながります
・部屋に入って乱暴な触り方をしてきたらセックスしない
・いざ挿入の時に、ゴムなしで挿れようとしてきたらセックスしない

少しの違和感は、後に大きな違和感となって跳ね返ってきます。
相手に対して「ちょっと微妙かも……」と思ったのなら、自分の気持ちに素直に従いましょう。

直前で「やっぱりセックスできない!」となったら

世の中にはお持ち帰りスキルに長けている男性がいまして、うっかり相手のペースにハマって、気が付いたら彼の自宅にいた……ということもあります。

そこで男女の関係になるかならないかは自己責任での判断になります。
「自分も彼に魅力を感じているし、セックスを楽しみたい!」と思うのであれば、彼の胸にダイブしてしまいましょう。
一方、「やっぱり今日はセックスしないでおこう……」と思っても、相手がやる気満々で鼻息が荒かったら断るのも気まずいですよね。そんな時は水野敬也先生の著書『スパルタ婚活塾』 に書かれている理論「寸止ボメ理論」を参考にしてみてください。

その方法はいたって簡単。
部屋でがばっと抱きしめられそうになったら、
「まつ毛、長いんだね」
「あ……瞳がキレイ……」
「肌めっちゃツヤツヤじゃん」

と言ってさっと身をかわすのです。

至近距離で見つけた相手のチャームポイントを誉めると、逃げられたほうとしては、悪い気はしないようです。
それでも無理に触ろうとするようであれば、「今日はちょっと緊張しすぎているから、また今度ね!」と言って、にこやかにお断りをしましょう。

「何もしないなら帰れ!」と言うような男なら、それまでの男ですし、ご縁がある相手なら一度セックスを断ったぐらいでは関係は壊れません。

自分自身の欲情が伴ったセックスは楽しいものになりますが、欲情していない状態のセックスは虚しいものになります。

まだ出会って日が浅い人とセックスしそうになったときは、自分が今、その人と本当にセックスしたいか、したくないかを胸に問いかけて、行動に移してみてくださいね。

Text/りのこ
記事初出:2019.03.07