なぜ、相手に合わせすぎるとダメなのか
明確な原因を改善し男性に合わせることのメリットは、成功体験が自己肯定感につながり、あなたの中での成長につながるからです。
しかし、合わせすぎは逆に悪い思考を生み出します。それは、あわせすぎたことによる没個性という名の、自分に対する疑いです。
モテというのは、入り口は加点ゲームに近いところがあります。
・カワイイ
・スタイルがいい
・性格が明るい
・料理がうまい
・服装が女の子っぽい
・話を聞くのがうまい
こんなふうに、恋愛の入り口で加点要素が多い人の方が、モテる傾向が強いです(付き合った後の相性とは別の話です)。
突き詰めると明るくて聞き上手な“ゆるふわ量産型女子”みたいのが、打率などもふまえると最強です(笑)。なんせ無難と女らしさを極めているのですから、当然です。
しかしそこを闇雲に目指すと、当人の中には「無理して女子っぽくして、本当の自分は見てもらえているのかな?」という疑問が生まれることもよくあります。
つまり、自分に問題があることを自覚しているわけでもないのに、男性への加点を増やすためだけに自分を曲げると、それは自分に対する疑いというデメリットを生み出すのです。
無理にあわせて愛されるべきか、ありのままで愛されるべきか
よく女性の間では「ありのままの私を愛してくれる人を探そう」ということが、理想論としていわれています。今回の「男性に合わせて愛される」ことも「ありのままで愛してもらう」ことも、言ってしまえばどちらも究極論です。
正しい恋愛なんてものは存在しませんが、安定して幸せな恋愛をするためには、両者のバランスを意識的に取ることが大事だと私は思います。
合わせるべきところ(これから努力で改善させる部分)と、ありのままでいられる個性を意識し続け、自分を前へと進ませること。
それができれば、きっとあなたはどんどん自分というものを知り、そして好きになれます。
自己肯定感の高さは恋愛だけでなく、人生を幸せにする最強の武器です。
どうか無理に男性を意識し自分を変えすぎることのないように。バランスを取って進んでいきましょう。
Text/おおしまりえ
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