奥深いパンワールド『パンラボ』

 昔から朝食はパン。おしゃれなパン屋が好き。彼氏に作るお弁当はサンドイッチが一番簡単。
今回、ご紹介するのはそんなすべてのパン好きに読んでいただきたい一冊『パンラボ』。本書はまさしくパンの図鑑。
パンの歴史から、パンのための小麦粉、食パン・あんぱんをはじめとするさまざまなパンに関する解説まで、パンに関することならすべてが載っているといっても過言ではありません。
パンの切り方でも味は違う、ということを4ページにもわたって解説している本は、後にも先にも本書だけではないでしょうか。

 中でもオススメのページは「境界線上のパン屋」。
ここでは、「パンは作っていないパン屋」という不思議なお店を紹介しています。
シュールなお店が多く掲載されていて、大きな揚げたてコロッケをコッペパンに挟んでくれる下町感たっぷりの南千住の青木屋など、少し変わったデートをしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この一冊で彼といっしょにパンをとことん好きになってみては?

AMブロガーでもあるパンラボ編集者の小出さんのページはこちら→
https://am-our.com/blog/34/608/

パンラボのブログはこちら→
https://panlabo.jugem.jp/

書名:『パンラボ』
著者:池田浩明
協力:橋本宣之(かいじゅう屋店主)
監修:渡邉政子
発行:白夜書房
価格:¥1,050(税込)

Text/AM編集部