言いたいことが言えなくなると、疑心暗鬼に陥る

正直なところ、彼の細かいスペックはどうでもよくて、今回注目すべきは、あなたの目に彼がたいそう魅力的に映っていること、そしてそこからあなたの自信が失われて、卑屈になっていることではないでしょうか。
卑屈になると、相手が実際よりも大きく見え、影響力があるように感じてしまいます。
そのせいで小さく縮こまり、だんだんと相手に言いたいことが言えなくなって、疑心暗鬼になるという悪循環に陥りがちです。
それはたとえ今の彼が相手でなく、他の誰かが相手でも同じこと。
きっと、そんなの付き合っていても楽しくないですよね。
だから、心が疲弊するのも無理はありません。

あなたは彼のことを「とても女好き」と表現されていました。
そして、「綺麗な女性が近くにいると、わかりやすく態度に出す」とも。
その“わかりやすく態度に出す”の具体例がないので判断しかねるのですが、たとえばあなたの目の前で他の女性を口説いたり、周りの女性とあなたを比べて貶めるようなことを言ったり、というのがあれば、明らかにマナー違反ですよね。
そうではなく、ちょっとうれしそうな表情を見せるだとか、「さっきの女性、すごく素敵だったね〜」とこっそりあなたに耳打ちしてくるだけとかであれば、印象も違うはず。

ただ、彼の行動や態度をどこまで許容できるかというのは、人によって異なりますから、結局はあなたが嫌だと感じるかどうか、の一点に尽きます。

現時点であなたは彼の行動や態度に対していい気持ちにはなっていないようですが、彼のそれが治る/治らない以前に、「あなたのこういうところが嫌だから改善してほしい」「あなたのしていることは、わたしに対してとても失礼だよ」と言葉にすることがまずは大切です。
もし、すでに何度も伝えているにもかかわらず、彼が耳を傾けてくれなかったり、変わろうとする姿勢を見せてくれなかったりと、あなたの気持ちを無視して頑なに自分本位であり続けるようであるなら、今後の関係は少し考えたほうがいいと思います。

しかし、それを伝えることすらせずに悩んでいるのなら、また話は変わってきます。
わたしはこの連載で何度もお話ししていますが、自分の気持ちは言わなきゃ相手はわかりません。
彼に言えない理由の根底に、「自分なんてどうせ…」「こんな素敵な人と付き合ってもらってるんだから…」という卑屈な気持ちがある場合は、彼の行動や態度どうこうよりも、あなたが自分と向き合うべき問題だと思います。