勇気を出して行動するから得られるものがある
相手の男性にいい女アピールする方法は、エビデンスレベルがクソ低いネット記事なんかがそこらへんに目が腐るほど転がっているでしょうから、それらを読んでクロスの法則なり揺れるピアスなりギャップを見せるなり存分にすればいいと思います。
もちろん、好きな男性に自分のいいところや女性として魅力的な部分をアピールするのは、とても大切です。
彼の好きなものを聞きそれについて勉強して共通の話題で盛り上がるとか、料理が好きなら職場に自分でお弁当を作って行って家庭的な部分を知ってもらうとか、仕事を一生懸命頑張って周囲に評価されるとか、どれも恋愛に繋げるためには重要なこと。
よく知りもしない相手のことなんて好きになれっこないですしね。
でも、その先に“自分の気持ちを伝える”というのがないのは、なんの意味があるのでしょう。
そもそも告白というものは自己満足でしかなく、相手が喜ぶ云々は二の次です。
彼のことが好き! 彼と付き合いたい! 彼にとっての特別になりたい! と思うから努力するのであって、それは自分が幸せになりたい、自分の人生を豊かなものにしたい、という気持ちがあってのこと。
わたしは、それでいいと思いますし、むしろそうあるべきだと思います。
自分で自分を幸せにするために勇気を出して行動してこそ、得られるものがたくさんあり、結果がついてくるのです。
相手に告白させるための行動は、努力というより怠けているのでは? と感じますし、傷つきたくないと保身に走って、相手に自分が幸せになるための選択を委ねて、小手先だけで上手くやろうと格好つけているのは、いい女とは程遠く、相手といい関係を築くことは難しいのではないしょうか?
もしも彼があなたに告白して付き合えようになったとして、そこから先に自分の気持ちを伝えなくてはいけない場面は数え切れないぐらいあります。
それは長く付き合う上で、さらに結婚につながる上では、避けられないことです。
そのたびにあなたは、自分の気持ちを察してほしいと彼にアピールするのですか?
最初にズルをしてしまうと、それが癖になってしまってなかなか抜け出せなくなります。
上手く伝えろ、センスのある言葉を遣え、だなんて誰も求めていません。
あなただって、誰かに気持ちを伝えてもらったときに、たとえ上手じゃなくてもその気持ちがうれしいと思ったことは何度もあるのではないでしょうか。
無様でも、傷ついても、恥ずかしくても、自分の気持ちを自分の言葉で伝える方が、人間としてよっぽど魅力的だし何よりもかっこいいとわたしは思います。