疑う気持ちを乗り越えて
一点、気になったことがあります。
彼は「10歳も年上の女に大切にしてもらっている俺」を好きなのであって、
私の何かを愛しているわけではないかもしれません。
という一文は自分が傷付かないようにするためのレトリックではないでしょうか。
もちろん年齢を経て、思いっ切りコケるのは痛いし、
立ち直れるか不安でそういう伏線を張るのもわかります。
でも幸いにして今は両思いなのです。
自分が出来る限り愛して、仕事も頑張って、それでも愛が終わってしまってずっコケたら、
痛いかもしれませんが、そこで色々な感情を経験できるでしょう。
だから達観せずに突き進みましょう。
疑って身を引いてしまうにはまだ早いように私は思いました。
経験から得られた感情は宝
最近、国際ロマンス詐欺のニュースで、
騙されてしまった妙齢の女性達を笑う人もいましたが、
私には彼女達を笑うことはできませんでした。
彼女達は本気になったのです。
お金をとられてしまったかもしれませんが、彼女達の経験した感情は宝です。
その感情はいつか誰かに寄り添うときに役立つかもしれません。
かくいう私もちょっと前までは恋愛だけが人生じゃないと達観したつもりでしたが、
今度来る恋愛では逃げずに、余すところ無く色々な感情を味わおうと思っています。
恋愛で思いっきりズッコケてみるのも悪くないのかなと。
フリーランスになって気持ちが変わったのかしら?
この一年、恋愛相談をしてきて、皆さんから影響を受けて私の何かが変わったのかしら?
まずは相手がいるあなたが羨ましいです。ふふふ。
Text/肉乃小路ニクヨ
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