アジで作る一汁一菜!
こんにちは、ヒモのまいったねぇです。
いつもは家でお酒を飲むことはないのですが、連日の蒸し暑さで最近はついつい冷たいビールに手が伸びてしまいます。
人がおいしそうに飲んでいると試してみたくなるのか、「ひと口ちょうだい」と言ってきては「まっず」と梅干しみたいな顔をしていた彼女。
それがつい最近、急に「あれ? なんか飲めるかもしれない」と言い出したのです。
近頃はスーパーでも外国のビールや日本各地の地ビールが買えるようになりましたよね。
ネーミングやデザインがかわいかったり、おしゃれなものもたくさんあって、選ぶのも楽しみのひとつかもしれません。ひとりだと種類があっても飲みきれないけれど、ふたりなら何本か買ってシェアできるのが嬉しいところ。
今回は夏にぴったりな、ビールと相性抜群のおつまみレシピをご紹介します。
味噌と薬味で旨みup!
お酒やご飯にぴったりな「アジのなめろう」
アジは夏が旬の魚。脂が乗っている青魚なのに白身魚のようなあっさりさも持ち合わせているため、和洋問わず幅広い料理に使われます。
そんなアジ料理の中でオススメなのが「なめろう」。
作り方は簡単で、アジの身を味噌や薬味と一緒に叩くだけ。薬味のおかげで生臭さは消え、味噌が旨みをグッと増してくれます。 よく冷えたビールや炊きたての白いご飯と一緒に食べると最高です!
「アジのなめろう」の作り方
【材料】
・アジ 二尾(お刺身を買ってきてもok)
・長葱のみじん切り 5cm分くらい
・生姜のみじん切り 1片
・大葉のみじん切り 5枚くらい
・味噌 小さじ1
1.ぜいご(尾の付け根から頭に向う硬い鱗)をそぎ取ります。
2.頭を落とし、腹を包丁で裂いて内臓を取り、きれいに水洗いします。
裏表とも背びれと腹びれに沿って包丁を入れ、三枚におろしましょう。
【ポイント①】
内臓を取った後の水洗いはとても大切! これをしっかりするだけで生臭さが消え、台所も汚しにくくなります。また、まな板代わりに紙パックを切り開いたものを使うと、使い捨てでき、手間要らずで衛生的です。
3.腹骨をすき取り、頭が付いていた方から尾の方向へ、皮をつまんで剥いでいきます。さらに小骨が並んでいる真ん中の血合いの部分を小骨ごと細く削ぎます(半身から二本の切り身が取れます)。
【ポイント②】
魚を捌く作業の中で一番難しいのは、皮を剥ぐ作業かもしれません。
利き手で皮をつまみ、非利き手で剥いだ身の部分を押さえながらやると上手に剥けます。最初は上手にできなくても、何回か捌くうちに必ず簡単に剥けるようになります。
4.捌いた身をこま切れにし、長葱、生姜、大葉のみじん切り、味噌と共に包丁でよく叩けば、なめろうの出来上がりです。
なめろうはハンバーグのようにまとめてフライパンで焼くと『さんが焼き」という房総半島に伝わる郷土料理になります。葱や生姜の香りが立ち、香ばしさが加わったひと味違うおいしさです。
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