こんにちは、ヒモのまいったねぇです。
実は先日、彼女の仕事が繁忙期を終え、ひと区切りついたのをきっかけに、慰安旅行で四国の道後温泉を訪れたのです。
彼女とふたりで貸切り温泉に入ったり、浴衣で温泉街を歩いたりとベタに恋人っぽいこともしたけれど、何よりも印象に残ったのは、瀬戸内のおいしい海の幸!
中でも、ふっくらとしたご飯の上に、少し甘めのタレに漬けられたつやつやの鯛のお刺身がのった「宇和島鯛めし」は、東京に帰ってきた今でも忘れられないほど美味しかったです。
今回はそんな「宇和島鯛めし」をヒントに作った、旬の初鰹をおいしく食べるレシピをご紹介します。
ねっとり濃厚な漬け鰹が絶品!
「初鰹の漬けちらし」
タレに漬け込んだお刺身をご飯にのせる料理は「宇和島の鯛めし」や「志摩の手こね寿司」など、日本各地の郷土料理で見られます。
新鮮なお刺身はそのままでも十分おいしいけれど、お醤油に漬け込めば余計な水分が抜け、ねっとりとしたなめらかな舌触りと濃厚な旨みが出てきます。
そんなお刺身にぴったりなのが、生姜や茗荷、大葉などの香味野菜に煎り胡麻を加えた、香り高い薬味酢飯。濃厚なお刺身とあっさりとした薬味酢飯は、相性抜群です!
「初鰹の手こね寿司」の作り方
【材料】約二人分
・初鰹のお刺身(皮なし) 1サク分
・醤油 大さじ3
・酒 大さじ3
・お米 1合
・塩 5g
・砂糖 10g
・お酢 15g
・生姜 小1片
・茗荷 1個
・大葉 5枚
・白煎り胡麻 大さじ1
・焼き海苔 適量
1.ボウルや深さのあるお皿に醤油と酒を加え、お刺身を30分ほど漬けます。
【ポイント①】
お刺身の表面にピッタリと密着させるようにラップをすると、まんべんなく漬かります。
2.お米は普通に炊き、その間に塩、砂糖、お酢をよく混ぜ合わせ、塩や砂糖の粒をしっかりと溶かしておきます。
お米が炊き上がったら、合わせ酢を全体にまんべんなく振りかけ、米粒を潰さなさないように切るように混ぜます。
【ポイント②】
おいしい酢飯を作るポイントは炊きたてのお米に合わせ酢を吸わせることです。
3.生姜、茗荷、大葉は細い千切りにし、白煎り胡麻と一緒に酢飯に混ぜ込みます。
4.お皿に酢飯をよそい、漬けたお刺身をのせ、細かく千切った焼き海苔を散らせば出来上がり。
今回は旬の初鰹で作りましたが、鮪や鯛のお刺身でも同様に、おいしく作ることができます。
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