こんにちは、ヒモのまいったねぇです。
今年も残すところあと2日。恐ろしいことに、歳を重ねるにつれ1年経つのが早くなっているような気がします。
“人生の夏休み”と思ってスタートしたヒモ生活も冬休みになり、春休みを通り越して、気がつけば早数年…今年も新年を迎えようとしています。
対照的に彼女は仕事に邁進し、今年も年末年始休みなしの連勤生活。
その残業代で食べさせてもらっている身としては、少し念入りに大掃除をしたり、彼女の分までせっせと年賀状を作るくらいしかできません。
そんな罪悪感をモチベーションに昇華して、重曹とお酢を混ぜた自家製クレンザーでキッチン周りを掃除している、今日この頃です。
さて、今回は年越しにぴったりな、体をポカポカに温めてくれるお蕎麦レシピをご紹介したいと思います。
クレソンが主役!絶品「鶏南蛮蕎麦」
クレソンといえば、ステーキの添え物。残されることの多い悲しい脇役です。
でも、私はそんなクレソンが大好き。目が覚めるような爽やかな香りとハリハリとした食感が魅力で、特に脂っ気のあるお肉との組み合わせは鉄板です。
おつゆに入れると、香りはまろやかになって、グッと食べやすくなります。熱々の出汁から立ち昇る湯気に、クレソンがほのかに香って食欲をそそります。
クレソンの香りと鶏の旨みが効いた、温かいお蕎麦は冬のご馳走です。
「クレソンが主役の鶏南蛮蕎麦」の作り方
【材料】
・鶏もも肉 1枚
・クレソン 1袋
・蕎麦(乾麺でも生麺でもok) 2人分
・鰹節(薄く削られた花鰹がおすすめ) ひとつかみ
・水 700cc
●塩 小さじ2分の1
●醤油 大さじ3
●酒 大さじ1
●みりん(無ければ砂糖小さじ2分の1でok) 大さじ1
1.鶏もも肉に醤油と酒を大さじ1ずつ(分量外)揉みこんで、少しおきます。沸騰したお湯に鰹節をひとつかみ加え、少し待ってから火を止めます。そのまま1分ほど置いてからザルなどで漉すと、おいしい鰹出汁の出来上がりです。
【ポイント①】
鰹節をたっぷり使うことが、おいしい出汁を取る一番のポイント。
2.鶏もも肉は魚焼きグリルが一番おいしそうに焼けますが、少量の油を引いたフライパンでもokです。魚焼きグリルを使う場合は、強火で余熱してから中火〜弱火でこんがり焼きます。あとで煮るので、完全に火が通ってなくても大丈夫! おいしそうな焼き色をつけることが大切です。
【ポイント②】
肉や魚を焼くときは皮からじっくり焼いて、身は白くなる程度に軽く焼くと、おいしく焼けます。
3.鰹出汁に●印の調味料、食べやすい大きさに切った鶏もも肉を加え、ふつふつと穏やかに煮立つくらいの火加減で3分ほど煮ます。蕎麦も茹でておきましょう。
4.蕎麦が茹で上がったら、一度冷水で洗い、鰹出汁の鍋に加えて温めます。仕上げにザク切りにしたクレソンを加え、すぐに火を消して出来上がりです。
【ポイント③】
蕎麦は茹でた後に一度冷水で洗うと、ぬめりが取れ、食感が良くなります。
器によそったあと、お好みで唐辛子を振ると、より体が温まります。
おつゆの味をもう少し濃くすれば、水で冷たく締めたお蕎麦を温かいおつゆで食べるのもおいしいです。
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