恋心を溶かす「間接タッチ」法
舘そらみといいます。
“付き合うのかな?
このまま行くと付き合いそうだよな、どちらかが口を開くとこれ今晩にでも付き合うよね?
あれ。この飲み会2人で抜けた方がいいのかな?”
的な段階の時、大人数での飲み会が繰り広げられているそのテーブルの下で、足をからまして遊んでいた人とは、やはりその夜付き合いました。
そんな時のちょっとしたスキンシップは、とても楽しい。ドキドキする。
文字通り、ドキドキする。
思いが生じかけている人との肌と肌の触れ合いは、そりゃ勿論ドキドキして、キモチが良い。
しかし、だ。
発展しそうな雰囲気などまだないにも関わらず、触ってくる男が居る。
お酒なんて入ろうもんなら、肩叩いてきたり、脇腹つついてきたり、頭こづいたり。
いや、本当に辞めてください。
ズカズカとパーソナルスペースに入ってこられても警戒するだけ。何より、キモチが良くない。
大して親しくもないのに、触ってきちゃうの、アレホントダメ。
あれはアレなのかしら、“スキンシップ女子”が推奨されちゃうもんで、その恋愛テクニックを応用してる的なやつなのかしら。
いやいやいや、まずスキンシップ女子だってうまいことやらなきゃ危ないし、何よりきっと、男性より女性の方が、皮膚という名の境界は厚いんだと思う。そんな簡単に境界に触れられると、「うわっ」となるだけです。
自分から触るのはOKだ。
普通の友人男子でも、抱きついたり膝枕したりしてしまう。それは、もう全然OK、愛いっぱい。
好意ある人間に触られるのも勿論OKだ。
そりゃそうだ。好意ある人間に触られたくて生きているようなもんだ。
それを見て、「おお!気楽なスキンシップはいいもんだ!」と勘違いしちゃう男性、違うよ。
同じスキンシップでも残念ながら雲泥の差だ。
女性には、直接触るな。危ないぞ。
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