略奪愛、最大のリスクは「さらに略奪される」こと
略奪愛をしよう、と決めた段階の女性は良くて2番手、悪ければ単なる片思い。そこから本命女子へ至るには、長い道のりが待っています。
しかし略奪自体はよくあることで、2番目女子に根気さえあれば余裕でできるぞ!ということを連載でお伝えしています。
そして、2番目女子は略奪してからこそが正念場。なぜなら、略奪した彼をさらに略奪される恐れがあるからです。
略奪の末に「奪われた」女性の後悔
「まさか、自分がさらに盗られるなんて、思わなかったよねえ」としみじみ当時を振り返るのは、私の友人、カナコ。
彼女は24歳の頃に略奪愛に成功、そのまま1年が経ち結婚する予定でした。
ある日、結婚式の準備で外出中に電話をしなければいけなくなったカナコ。
「携帯忘れちゃった、って彼にちょっと貸してもらったら『付き合った3年目のお祝い、しようね♡』ってLINEが彼の携帯に届いて。ファッ!?!?って思って、履歴を見たら浮気相手が2人もいてさ!」
浮気を問い詰めたところ、彼は信じられないセリフを言いました。
「あっそ、じゃあ別れよう」
三角関係と思いきや、五画だった
実は彼、略奪愛をするその前から同時並行で浮気をしていたんだとか。
つまり、カナコは2番目の女ではなく「たくさんいる女のうちの1人」に過ぎなかったのです!
略奪愛を目指す女性はつい自分と彼、そして本命女子の3人だけを気にしてしまいます。
しかし、そもそも2番目女子を持つ彼が「3番目」「4番目」をキープしていたとしたら……!?
彼から「2番目にも浮気がバレたかー、まぁいっか、まだあと2人いるし」なんて鬼畜な振られ方をするかもしれません。
当時婚約していたこともあり、カナコと彼は弁護士を入れる・入れないの大騒動に。
それに懲りたのか、彼はなんと次の彼女(=3番目女子)と即ゴールイン。
まさかの奪った男を奪われる顛末となってしまいました。
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