「体と心が弱っているとき」一点だけを狙うべし

それでも、1つだけ尽くしていい場面があります。それが「看病」です。人は体が弱っているとき、心もつられて弱ります。その心が弱ったシーンで助けてくれる女性はまさに女神。

本命彼女が忙しくてこられないときの看病などは「この子、彼女より俺を愛してくれるんだなぁ」と感動してもらえるはず。

ですが、単に感動させるだけなら、普通の尽くす場面と同じです。
大切なのは、体が回復したときに「あの時は看病に行っちゃってごめんね。彼女さんが本来看病すべき立場なんだし、私はやめとくわ」と悪魔の囁きを残し身を引くこと。
この一言で、看病は本命女子の特権であること、そしてあなたを本命にしない限り手厚い看護は期待できないことを、彼に思い知らせるのです。

次回以降は、どんなに看病をおねだりされても「私は本命の子じゃないから看病する資格がないの」と固辞することが大切。セカンドのままでズルズル看病に行ったら、あなたは単なる都合のいいセフレへ降格します。

まとめ

ここまで、セカンド女子が昇格するための大事な始まりである「尽くしすぎない」「相手が弱っているときに自分を本命女子にするメリットを教え込む」2点をお伝えしました。
少しブラックだと思いますか?でも、本命の立場を狙う限り清純なセフレ関係などないのです。

覚悟を決められた皆さまへ、これから連載を続けさせていただきますのでお付き合いのほどどうぞよろしく。

☆次回は「本命昇格のために、自分磨きをするのはおやめなさい」編です。

Text/トイアンナ

初出:2015.12.03