先週、先々週と空港、到着後ホテルに向かうまでについて
書いて来ましたが、ようやく現地での滞在について書いていきます。
海外旅行に行くとホテルステイも大切な一部です。
私が東南アジアによく行くのはリーズナブルな値段でホテルステイが楽しめるからです。
短時間しか乗らない飛行機の座席に高いお金を出せない私も
24時間サービスを享受できるホテルには財布の紐も緩みます。
何故なら飛行機に比べると圧倒的にコスパが良いと思うからです。
質の高いサービスに触れることは何にも代え難い経験です。
そのサービスから学ぶ気遣いや知恵が沢山あるからです。
その経験は自分が日本に帰った時に活きてきます。
心地良い気遣いは自分を次のステージに引き上げてくれますし、
次に日本で同様のサービスを受ける際には洗練された振る舞いを心がけるようになるでしょう。
そんなサービスをコスパの良く経験できる。
そう考えただけでも海外に行く価値があります。
また、欧米に行った場合はコスパという意味ではあまりよく無いかもしれませんが、
最新のサービスに触れるチャンスがあります。
一般的に日本はおもてなしを大切にする国と考えられていますが、
おもてなしは日本だけのものでなく、海外にもあります。
そして日本のおもてなしだけが最高ではありません。
日本は誰に対しても、分け隔てなくサービスすることが美徳とされますが、世界の基準だと、サービスはお金を払って買うものです。
サービスを受けたくない時もありますし、
サービスを受けないかわりにリーズナブルに済ませたい時もあります。
選べる自由というのもある意味おもてなしかなと思います。
街歩きでもあれこれ考察
私はホテルライフばかり楽しむスノッブなだけの人間ではありません。
その土地に行くと必ず現地の人が行く市場にも行きます。
無駄なサービスがない所でどういうやり取りをする文化なのか、
物価水準とその値段の理由、商売人の営業姿勢、通り過ぎる人の表情、
服装、宗教的影響の有無、流行っている店とその理由。
日本との違いに、世の中を深く考察するヒントが転がっています。
例えば街を歩いていてハイヒールを履いている人が少ないことに気付いたとします。
よろよろ歩いていると危険な目にあうことが多いからなのかな?とか
道の整備状況が悪いからヒールを履くとつまづくのかな?ということに気付きます。
そうするとハイヒールは街の安全とバリアフリーの指標になるということがわかります。
東京はハイヒールの女性が沢山いるから安全でバリアフリーが進んでいるんだなと気付きます。
そうやって新しい物差しが増えていきます。
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