男子禁制の「秘密の女子会」を楽しむことと男女平等を天秤にかけてみる

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 男女雇用機会均等法が施行され、30年超。
男女共同参画社会基本法も15年超。
私たちの国は男女を平等に扱って、差別を無くすように取り組んできました。
その取り組みのおかげで、女性の社会進出は進み、自立した女性が増えました。
私はそういった自立した女性からの応援でニューレディーとして活動できていると思っていますし、基本的に賛成です。
雇用の機会や権利に関しての平等はドンドン進めって思うのですが、あらゆることがすぐに等しくなれば良いとも思っていません。

 男女の違いには歴史的に時間をかけて形作られてきたものもありますし、
違う扱いをする方が合理的なところもあります。
その点を踏まえ、何でも急いで機械的に平等にすべきだという考え方には反対です。

オリンピックで炙り出された問題

 東京オリンピックに向け、競技場や施設の問題はいったん落ち着きを見せていますが、
今、密かに問題になっているのがゴルフ競技の開催場所についてです。
今の所、埼玉の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」という、歴史ある名門のゴルフ場に決まっています。過去国際的な大会も開かれたことのある素晴らしいコースであることが理由のようです。

 でもこの施設、本来はプライベートなクラブで、日曜日は正会員しか使用できない上、その正会員になれるのは男性のみという決まりがあります。
そのため、性差別への反対というオリンピック憲章に反するので、規則を変えろという動きがあるようです。

 私は変える必要はないと思います。
もともとプライベートなクラブであるし、規則は変えず、オリンピックの競技施設は辞退すれば良いのにって思うのです。
復興五輪と謳うのであれば、それこそ東北の広々としたコースで行えば良いと思います。