知ることで見えてくる良縁と自分の輪郭
知ると言っても色々な知り方がありますね。
私のオススメは人の話を聞いて、自分はどうだったかなと考えるやり方です。
さらに自分ならどうするのかなと想像してみます。
すると、こういう人がいて、こういう選択をするのか、というデータベースが増えていきます。
データベースが増えると、理解し合えなくても、他人と仲良くできるようになります。
相性もわかって来て、自分が心地良いと思う付き合い方を選べるようになっていきます。
一人の人間を理解しようとすると大変です。
こっちがこんなに頑張って理解しようとしているんだから、あなたも理解してねって思ってしまうのが人間です。
それは相手への強要を意味して、そういうことをやっていると仲良くもなれないし、相手からウザがられるし、最悪です。
交流した分、情報を咀嚼する時間を持とう
人と理解し合えないなんて、孤独で寂しいという意見もありますね。
それはそれで良いのですが、忘れてはならないのは、人はいつだって孤独だということです。
家族といても、仲間といても、恋人といても、永遠に溶け合って一つになることはないのです。
それをどう捉えるのか、孤独で寂しいと捉えるのか、自由と捉えるのか。
寂しがって、無理に融和しようとするから良からぬことになるのです。
12月は交流の場が多い季節です。
無鉄砲な交流は疲れるだけなので、たまにはチルダウンして、一人の時間を作って、
交流を通じて知った他人についての情報を整理したり、得られた情報から自分を見つめ直してみたりしてはいかがでしょう。
きっと交流したのと同じくらい大事な時間になって、もっと素敵な次の出会いが訪れるかもしれませんよ。
ほほほ。
Text/肉乃小路ニクヨ
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