宇多田ヒカルから藤圭子を知る 「好きな人」のルーツを辿る聖地巡礼のススメ

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宇多田ヒカルさんの新しいアルバムを最近よく聴いています。
熱心なファンではないのでiTunesでダウンロードして聴くくらいですが、一応アルバムはすべて持っています。
音楽の質が高いのでBGMにもなりますし、しっかり歌詞を聴きとるとなかなか深いことを言っているのです。
聴いていると、売れる理由がわかります。

そして、今回のアルバムを聴いていて強く感じたのは「母性と命の連鎖」ということです。
宇多田さん自身がお母さんになられたということもありますが、2013年に亡くなられたお母様の藤圭子さんについて歌っていると思われる歌詞が沢山ありました。

好きな人のバックグラウンドを知る

私は歌謡曲好きで通っているんですが、歌謡曲で一時代を築いた藤圭子さんを詳しく知ったのは、実は宇多田ヒカルさんがデビューしてからなんです。
藤圭子さんは1970年代に活躍されていた歌手ですので当然リアルタイムでは知りません。
宇多田さんが歌手となり、彼女のルーツを辿ることで初めて、私は藤圭子さんに興味を持ったのです。

私は、人を好きになると、その人のバックグラウンドがどうしても知りたくなります。
どんなアーティストが好きで、どういう環境で育ち、どういう経歴でここまで来たのだろう?
その人がどういう経緯を経て、その世界観に辿りついたのか知りたくなるのです。
好きな人の好きなものを辿ることは、とても楽しい作業ですし、自分の世界も同時に広がっていくのが面白いです。

当然、その人の過去を色々妄想します。
どんな学生時代だったのだろう?
どんな環境で育ったのだろう?
時には、フィールドワーク(実地調査)にも出かけます。