ルーツを辿る弾丸旅行

例えば、私は中島みゆきさんと安住紳一郎さんがとても好きなのですが、その二人が卒業された(Dreams come trueの吉田美和さんの出身校でもあります)帯広柏葉高校を見るためだけに、帯広まで行ったことがあります。
高校の近くには小川が流れ、川沿いには趣のある小道が続いていました。
学校のすぐ隣に素敵な神社が2つくらいあって、とても清々しい気が流れていたのを覚えています。
流石に校舎の中まで入ったら変質者ですから、周囲からリサーチするだけですが、
安住さんは野球部で外野だったから、そこからこの景色を眺めていたのかしら?
とか
この素敵な神社でみゆきさんは逢い引きして、恋の歌が生まれたのかしら?
とか、あれこれ妄想します。

駅からの往復で街並みも確認しつつ、人がほとんど歩いていない街並みを見て、北海道のモータリゼーション具合(車社会がどれだけ進んでいるか)を考えたりします。
地元の百貨店も、その土地の文化を知る良い手がかりです。
百貨店には、地域の女性の欲望が忠実に反映されます。
帯広には藤丸という地元の百貨店があり、その店頭を見て
道東の地産品の紹介を強化してるなとか、
商圏はどのあたりまでなのか? とか
安住さんやみゆきさんは、ここで買い物したりデートしたりしたのかしら? とか考えます。
締めにみゆきさんの生誕跡地である帯広厚生病院の駐車場を見て、
みゆきさんは、鉄道の近くで育ったから、歌に汽車や列車がよく登場するのかしら?
なんて考えたりして。