華麗にスルーする方法

同じように、お金を自由に使うことは、お金に困っている人たちからの嫉みを買うことになりますし、表現の自由を謳歌することは、表現の制限で安定を保つ人からの恨みを買うことになります。
特定の信仰を持たない、または非常にゆるい信仰で自由を謳歌することが、信仰に身を捧げ、規律によって己を保とうとしている人の恨みを買うことになるということも自覚しなければなりません。

みんな本当は他人が気になって、みんな自分が不安で、抑制することで平穏を保とうとしているのに それを乱す人間がいたら、どうでしょう?

私は出る杭になる人生を選んだ以上
抑制してその欲望を閉じ込めている人に非難されること、恨まれることは覚悟しました。

非難や嫌がらせなどには臆さないようになりましたが、足を引っ張られるのはロスがあると思っています。 そうして私はそういう方々に足を引っ張られないために、エレガンスと愛嬌と笑顔の沈黙を覚えました。

たまに笑顔がおっかないと言われるのは、そういう人達と笑顔で闘っているからかもしれません。
笑顔の不服従。喧嘩はおっかない顔をしてするものとは限らないのです。
ほほほ。

Text/肉乃小路ニクヨ