「結婚感度」が低い女の補習授業

 結婚式場の見学と聞いてイメージしたのは施設をぐるっと回って、ちょっと試食して1時間でサヨウナラという流れ。
1日3件訪問して、その日に1番美味しかった場所で決めればいいかと思ってました。が、どうやら私は「結婚感度」がかなり低い女だったようです。

 探していたのは銀座・東京エリアでしたが、まず、見学会場にアラサー・アラサー以下がいやしねえ。アレか?若い子は港区がええっちゅうんか?麻布十番の一軒家かァ?と心のオッサンが顔を出しましたが、気にしても仕方ありません。
ハイブランドを颯爽と着こなす美女の群れに「ざ、ZARAで失礼いたしまァす」と足をそろり。ホテルはさすが老舗と思わせる上品な設えに、少しワクワクしてきました。

 しかし、そのワクワクは3分で消失。
スタッフが「ではこれから4時間ほどお時間いただきまして」と口を開いた瞬間に死にました。TOEICの試験でさえ2時間で終わるんだよ!?この式場にすることで、TOEICより人生変わんの!?ねえ、みんな!と思って周囲を見渡したところ、みんなキラキラの笑顔で写真撮影してる・・・・・・。
諦めて頭を垂れました。これはきっと、恋愛偏差値があまりに低い私の補習授業なんだと。

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