同窓会で不倫したことある?おっとり女子が男を狙うハンターになった話

同窓会 Andreas Rønningen

懐かしいけど面倒でもある、同窓会

同窓会が好きか嫌いかを問われると微妙なところです。というのも、中学校の同窓会では、元ヤンキーたちの時代錯誤で男尊女卑のオラオラした態度がイラつくし、地元居残り組の女子たちから「実家の近くに家を買って、子どもはふたり。最近パートを始めて……」という近況報告を受けた後の「出版だっけ? どんな記事を書いてるの?」と尋ねられたときの説明も面倒くさい。

はぐらかすのもまた感じ悪いし、かつては仲の良かった間柄でもあることを思い「アダルト系がメイン」と説明すると、なんとなく気まずい空気を漂わせる組と、「なになに、エロい仕事してるの?」と食いつき気味になる組に二分割される。
その両者に挟まれて、それ以上は口を閉じておくべきか、それとも最近試した最新アダルトグッズについて語るなどのリップサービスを行ったほうがいいのかと悩んでいると、突然、お前誰だったっけ?というような男子が近寄ってきて、エロい仕事をしている女=ヤレるという勘違いからウザ絡みしてきて辟易。
そこにさらに20代前半にさっさと結婚して、子どももとうに成人している元ヤンキーが、ヤレヤレと肩をすくめながら「お前も、ふらふらした仕事してないで、いい加減落ち着けたら?」と諭し出す始末。

高校の同窓会になると偏差値でソートされているため、ヤンキーこそいないものの、今度はかつて付き合っていた男女が、あちこちでヒソヒソイチャイチャしていて、同じ学校に付き合った人がひとりもいない身からすると、なんだかさみしくもある……。ようするに、いまだ自分の居場所が見つけられないから、ちょっと苦手なのですが、一方でやはり旧知の友人たちと久しぶりに再会して話すのは楽しくもあります。

ということはさておき、同窓会きっかけで、不倫が始まることは多いと言われていますが、数年前に呼ばれて参加した、とあるクラス会でも、そのような現場を目にすることがありました。