終電無視でやれそうオーラはすぐでる

じゃあ、どうやって「男として見てるよ」を相手にアピールするかですけど、効果的なのは、はなから終電のことを考えないスケジュールを組む。
マンツーマンで終電無視したスケジュール組んできたなって思ったら、「そんなにオレのこといやだと思っていないな」って思わない? 二人っきりで会うことを嫌がっていなくて、で、電車の時間も気にしていないってなると、「脈アリかな?」って思う。
やれそうな感じがすごく出るんですよね。

やっぱりこっちから誘わないでいくんだったら、単にやれそうオーラをすごく出す。
性的にキモイと思っていないよっていうことを伝える。
「オレ、男だと思われてる、男になってもキモイと思われない」と思える空気を作る。
きちんと男の子扱いするっていうの大事ですね。友達扱いするんじゃなくて、異性扱いをする。
友達じゃないからワリカンにしないで、おごられる、お金を払おうとしないっていうのも、手です。

持ち帰らせる理由を提示しとく

あとは初めから、「私たぶん飲みすぎて泥酔しちゃうと思う、でもそれはいいんだけど、泥酔したまま家に帰さないでくれない?」って言っておけば、相手は堂々と私を持ち帰れるんじゃないかっていうのがありますね。

その子は頼まれてるから連れて帰らなくちゃいけないって思えるだろうし。
安全のだめだから、「持ち帰る」みたいな変な下心じゃない。
そういう風に、はなから私を一人で帰さないでくれといっておけばいいんじゃないかって。

だから飲む前から「酔いがさめるまでは、ちゃんと帰れるようになるまでは、必ず一緒にいて欲しいんだよね」って言っておけば、まぁ性行為はできるでしょう。
それにこれって、飲み会でも使えると思うんですよね。
これを言われてたら、最終的に絶対その子が持ち帰ることになるだろうし、保護しておくって意味で。

ミッションはとにかく二人きりになること

いろいろ恥ずかしいとは思うんですけど、いいなと思った男の子と性交渉したいんだったら、やることを誘うのではなくて、二人きりになることを誘導すればいいと思う。

やる、やらない、ではなくて。
それは置いておいて、単純に二人きりで密室になれるところまでを性行為からめず誘導できれば、一番自然だし、ガッついてるとは思われないですよね。
自分としてのゴールは、二人きりの密室にその男の子と入ること。
そこまで行っちゃえば、こっちが断りさえしなければ、やるから普通に。

次回は、集団でしか会わない男の子の場合、どうやって誘わせるかを話します。

Text/下田美咲
構成/渋谷チカ

初出:2016.05.03