メンバー全員の恋愛の詩をラップ部分に凝縮!

―ここから、少し恋愛にまつわる質問になるんですけど…

須藤:メンバー得意なんですよね(笑)。

―恋愛の曲、初めて『HAVE A NICE DAY』は恋愛の曲をテーマにしたということで、つくっていく上で気をつけたことはありますか?

須藤:気をつけた部分は、歌詞にとても苦戦しました。
最後に少しラップで恋のメッセージが入っているんですが。
僕、歌詞で詰まったことってそんなにないんですけど、恋愛の歌詞ということでちょっと迷ってしまって、実はメンバー全員に恋愛の詩を書いてもらって、それを参考にして歌詞を完成させました。ハイブリッドな感じで。

―そうなんですね!ラップ部分に皆さんの思いがギュッと。
それを踏まえた上でしっかり聴き直します。

須藤:そうですね。全く採用されなかった人もいるんですけど(笑)。
作詞「WORLD ORDER」という感じです。
あとはAKB48さんとコラボレーションするということも、僕らにとってチャレンジでもあり、チャンスでしたね。僕らだけの作品じゃないという点で責任を感じましたし、プレッシャーはありましたね。良いものを作ろうと思って。

―なるほど。

真剣なときほど軽くいったほうが恋愛は上手くいく

須藤元気 WORLD ORDER 恋愛 インタビュー AM 須藤元気さん/写真:AM編集部

―「WORLD ORDER」は「世界秩序」という意味だと思うんですけど、恋愛で必要なルールとはどのようなものだと思いますか?

須藤:恋愛でルールというか、楽しんだ方がいいですね。
あと、うまくいくコツでいうと軽くいくことですね。
真剣になればなるほど軽くいった方がいいんです。
重いと相手は責任を感じて、逃げたくなると思うんです。
重くならないっていうのは恋愛において大切なコツですね。
まぁこの世界でいうパラドックスで、どうしても好きになってしまうと、思いが強い分重くなるじゃないですか?

―はい。

須藤:それが相手には少し重荷になって「あれ?」と少し構えちゃうので。

―なるほど。たしかにそうですね!

須藤元気 WORLD ORDER 恋愛 インタビュー AM 左から、富田竜太、森澤祐介、須藤元気、落合将人、高橋昭博、内山隼人、上西隆史(敬称略)

須藤:落合さんどうですか?

落合:まさにそうですね。須藤さんからアドバイスをもらって、少し軽くしてみたら来なかったメールが返ってくるようになりました。

―そうなんですね!軽くするというのは、具体的にどんな感じでするというのはありますか?

須藤:メールの文章は軽めにしたり、返信が来なかったり遅かったりしても一喜一憂しなかったり。もちろん一喜一憂してもいいんですけど、それは一切見せない方がいいですね。

―滲み出さないようにするんですね。

須藤:そうですね。やっぱりその軽さと、誠実さのバランスが大事だといいますよね。

―なるほど。

須藤:軽いのとチャラいのとはまた違うんですよ。心の余裕をもつ、というか。
好きな人が出来るとその人に人生かけてしまうじゃないですか。
そこまで行っちゃうと、相手はやはり逃げたくなるんですよね。

 ですから、そういった本当に好きな人ができたときこそ、逆に自分のやっていることに対してベストを尽くす。
自分が取り組んでいることを楽しくやっていると、その姿を見て、「あぁ、なんかいい子だな」と思ってもらえると思うので。
ですからやはり毎瞬毎秒を楽しく、好きな人が一緒にいなくても、恋愛がうまく行ってなくても、人生が充実していると必ずそういった成果を生み出すという。
だから、恋が上手くいくというのは経験じゃなく「意志」ですよね。
まず、自分は彼氏が居ようがいまいが幸せだって意志を最初に持つことによって、素敵なパートナーが現れるんです。

―すごいですね。今すぐ読者に伝えたいです!