ロマン派男子は自信貯金を!「自信をつけるには与える」が鉄則

山田:好きな女の子が自分の前でだけ脱いでくれる体験ってどんだけ自信になるかっていう話ですよ。
それが女の人に軽々とパンツを脱いでほしくない理由の一つでもあるんですけど。
岡田さんが言っていた数撃て理論も一つの策であると思うんですけど、質量やロマン、幻想みたいな思い込みも…。

岡田:ダメダメダメ、それはモテるやつのたわごと!(笑)

山田:そうですか?僕相当ひどい目に合ってきていますよ!

岡田:そういうひどい目に合えるだけの経験があるってことじゃないですか!(笑)
その経験値が全くない人間が同じような本当の愛を求めたらみんな不幸になるでしょう!

山田:なるほど…。パンツ脱いでくれるところまでいかなかったとしても、手を握ってくれたとか。
僕の知り合いで5浪して大学に入った人がいるんですけど、同じサークルの女の子に恋に落ちたわけです。
でも彼女には全く相手にされていなくて。
で、ある日彼の家に行って机の引き出し開けたら、飴の紙包みが出てきたわけですよ。
何なんだこれは?って聞いたら、彼女と一緒に食べた飴の包みなんだよって。そのときに、俺、泣きそうになって、これがロマンだと。

岡田:でも、それは男に感じるロマンで、女の子から見たら気持ち悪いなんですよ(笑)。

山田:それは許してください(笑)。
ロマン派として生きれば、飴の一つだけでも生きていけるんじゃないかと。
僕は飴をもらった男というところから貯金していこうよっていう自信貯金ですね。
あと、僕のゴールは寅さんなんですよ。「今日もかわいいね」ってスッと言って愛を振る舞えるようになったらいいなと。
「かわいいな」って言ってもらって、「ふざけんな」って言ったとしても嫌じゃないと思うんですよ。
もっと言おうよ、それで戦争を終わらせようよっていう。

岡田:男性にとって、女の子は、「女の子」というだけで価値があるんだから、そこを認めて、褒められるはずなんだよね。

山田:そこでのシミュレーションなんですけど、彼女たちは家をでてくるときに服選びから始まり、メイクどうするんだ、色んなこと考えて、歩くの大変なヒールとか履いてくるわけですよ。
苦行ですよ、彼女たちがやっていることは。
それを報われる瞬間って「いいね、それ」っていう一言じゃないですか。タダなんだったら言おうよ。

岡田:一方的な愛を与えるのはって自信がない状態では難しいですよね。

山田:空っぽのコップから何が出るんだって話ですよね(笑)。

岡田:でも、ここで法則があって、「一番欲しいものは与えろ」なんですよ。
つまり、自信をつけるために最も有効で確実な手段は、自信を与えることなんです。
男の子で自信がない人ほど、女の子に自信を与えりゃいいんですよ。でもこの逆転がいつも難しいですよね。

山田:その中から自分と付き合ってもいいという女の子は現れるんじゃないですかね。

岡田:でもこれって運命な人に出会うっていう山田玲司的な恋愛ではないですよね(笑)。