「俺らは付き合ってるよ!」の本当の意味って?
(さえ・23歳・大阪)
Q.
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます!
私には21歳離れた彼がいて、約1年の付き合いになります。
出会いは私の職場で彼はお客さんという感じです。
彼はバツイチで私と変わらない歳のお子さんもいるみたいです。
そして、かなりの遊び好きで私以外にも体の関係を持ってる女性がいるようです。
最初から承知してましたし、私は彼の事がすごい好きやけど付き合ってるとは思ってなかったので仕方ないなーと。
ただ最近、彼から「俺らは付き合ってるよ!」と言われました。
それからは彼と出会ってから私が彼以外の男性と関係を持ってるのかをしつこいくらい聞いてきたりなんだかんだ探りを入れてきます。付き合ってると言うことはすごく嬉しいのですが本当はどうなのか、彼が何を思ってるのか全然分からないままです。
直接聞く勇気もないので何かいい方法があれば教えていただきたいと思います。
A.
ぷぷっ。
いいですねーその男。44歳にもなってまだ「俺らはつきあってるよ」なんて言っちゃうんですね。スリッパで後頭部をひっぱたきたいですよね。あはは。
おっさん大学生気どりですね。ハムー。
まあどっちにしてもそんな「おっさんハム太郎」を好きになってくれてありがとうございます。40男には素敵な話です。でもね、まあこの感じはあまりお勧めできる「おっさんハム太郎」ではない感じですけどね。あはは。
バツイチハム太郎の気持ち
せっかくお気に召してくれたおっさんですけど、このタイプと本気で付き合うとなると少し大変(大けがの危険)なので、ちょっと説明入れますね。
「山田玲司何もわかってへん、そんなんと違うわ」と思うならそれでいいんですけど、あくまで「こんな感じの40男はどんな思考形態で生きているか」という話をしますので、参考にして下さい。
まずバツイチの男は、「女の本当の姿」を知って懲りています。同時に1人の暮らしで「気楽」だけど「寂しい」というのが基本的な感情でしょう。
女の恐ろしさを知っているので、簡単には心を開かないし、相手を信じたりもしません。
まれに過去の体験をすっかり忘れて「彼女は違うんだ」なんて言い出す「恵まれた精神」をお持ちの人もいますけど、大抵の男は「離婚体験」に疲弊して女を信じられなくなるものです。これはもちろん女の人も同じでしょう。
そして女の人と同様に「悲しみを忘れさせてくれる相手」を懲りもせず求めてしまうのです。
彼に「他にも寝てる女」がいる、というのもありがちな話です。
離婚で女に懲りると「1人の女との特別な関係」を避けたくなるからです。
こういう女に対する「諦め」が、他のガツガツした独身の若いハム太郎とは違う「余裕」みたいな空気を感じさせて、若い女ほどそれを「包容力♡」なんて勘違いするわけです。
これもまた個人差があるんですけど、「君の好きにしたらいいよ」なんていう、一見「心が広くて優しい感じの発言」は、「本当は君なんかどうでもいいんだよ」という恐ろしい心理の上に発せられる事も多々あるんだにゃーーーーーーーー!
怖いですね。夏ですね。どうしましょうね。対策書きましょうね。