過去に嫉妬しなくなる方法

【解決法1】:それ以上の情報(燃料)を入れない
昔の彼女に嫉妬するきっかけは本当にささいな事です。元彼女の名前と同じ名前の人がテレビに出ているだけで「ムカつきスイッチ」が作動してしまうので、それならそんな名前は知らないほうがいいのです。
同様に彼女と行った場所(重要!)や、使っていた化粧品、好きな曲、好きな食べ物なんかも知ってはいけません。 彼に強く口止めさせましょう。(これは相談者さんもすでにやってますね)

【解決法2】:「私は勝った女」だと思う
いくら元彼女がいたとしても、今一緒にいるのは自分なのだから、自分はその女に勝ったのだと思って、勝利を噛みしめましょう。
そして今でも嫉妬心が湧くくらい「好きでいさせてくれるいい男」をモノにした自分を誇りに思いましょう。そんな彼にもう2度と触れない元彼女をあざ笑うのです。(ひどいね、でもいいの)

【解決法3】:彼に協力してもらう
男は自分が悪くない時に「ムッ」とされるのが大嫌いです。なので、まずは不毛な嫉妬をしてしまう自分の行動を彼に謝ってから「元彼女より私のほうが素敵だと思う所を一杯言って」と、可愛くお願いしてみましょう。
何なら「元彼女の嫌いな所を一杯言って」と、お願いしましょう。
理不尽に「ムッ」されるよりはずっとマシなので、男はこういう事にはつきあってくれるものです。(しょっちゅうやるのはダメです)

えー…… それでも人の心なんて思い通りなんかにはなりません。

何度か書いてますけど、こういう「目の前の幸せが見えなくなってる時」の、心の対処法を最後に置いておきます。

ムッとしてしまった時、何年かして彼が亡くなってしまった未来を想像してみて下さい。
人は必ず死にます。当たり前だった「2人で一緒にいた時間」も必ず終わります。

そして彼がいなくなって自分1人になった日の事を想像してから、目の前にいる彼を見て下さい。

昔の彼女の事なんかどうでもよく思えるでしょう?

人生の中で本当に好きな人と一緒にいられる時間なんてわずかなものです。
どうかそれをお忘れなく。彼との残りの日々を大切にね。

Text/山田玲司

初出:2015.04.23