かっこつけたい生き物である男友達と距離をつめる方法/山田玲司の男子更衣室

Q.同級生（といっても6つ上）の男子が気になっています。
2人でもっと話してみたいなとかガッツリ系のご飯食べに行きたいなとか思い始めました。 彼の素直で人として可愛らしくややドジで、比較的かっこつけないストレートなところが魅力的に映っています。
友人としての仲はそれなりに良いです。 ただ、かっこつけないということは恋愛対象には見られていないのだろうなということ（ですよね？）。
私自身男みたいなところがあるので、メールのやり取りは連絡事がある時くらいです。
そんな相手から1対1での食事とか、お出かけとかいきなり言われても困るだろうな、と。
どうやって間合いを縮めていったらいいのだろうと思っています。 男が警戒しない良い誘い方を教えて下さい。

A.くりかえしますが男はバカです。
おまけに常に「かっこつけていたい生き物」です。すみません。
本当にかっこつけないでバカができるのは、女の子の視線を意識してしまうようになる前の「黄金のお子様時代」までです。

なので、たとえ「この人かっこつけてなくていいな」と思っても、「かっこつけない俺」というかっこつけ方を演じてる場合もあるのです。ああ、めんどくさい。ああ、悲しい。
なので「私の前でかっこつけないから女として見られていない」という事はありません。
「カッコつけてると思われたら俺、超かっこ悪いじゃん！」と無理して自然体を装ってる場合もあるのです。痛いですね。なでなでしてあげて下さい。

特に24歳のあなたの6歳年上の男という事は彼は30歳。
「やべえ俺、おっさんじゃん」と焦る時期です。前回書いた「すさんだ40男」になってしまえば「若さなんか意味ねえよな」と、男にとって年を重ねる事は良い事（モテる要素）だと気が付くのですが、20代を若さの特権で突っ走り、30歳以上は「終わり」だと思い込んでる愚かな時代が30歳くらいの時期なのです。

なので、この時期の男は相手が「若い」というだけで「負けた」と思っている傾向が強く、「自分より何歳か若い女」というだけで体温が上がるお年頃です。なでなで。

そんなわけであなたはかなり有利なポジションにいるわけです。
でも、「私自身、男みたいなところがある」と言ってるってことは……
あなたはサバサバした感じだったり「気にしてないし！」みたいな態度で「自分の心を守ってる」人なのでしょうかね？

お会いしてないのでわからないけど、「男みたい」と言われる女の人は実は繊細な人が多いと思います。中身は女なのですから「別に平気」とか言っても傷つくもんです。
「お前って男友達みたいだな」とか「女に見えねえからお前といると楽なんだよね」とか言われるポジションは、最初から恋愛対象外の安全地帯でもあるわけなんですよねーー。
傷つきたくないから、あえてそんな生き方しちゃうのかもねーー。
なでなで。

でもここで良いお知らせです。
世の中には「ギャップ萌え」というものがあるのです。
男っぽい印象の女性ほど女を感じさせた時に「やばい」感じになるのです。

さあここから、バカな男をドキドキさせるベタな作戦いくぞ！
・隣に座って、スマホで動画でも見せる。（太ももと胸を密着）
・男の襟とかを（乱れてなくても）直す。そして上目使い。（密着）
・ナマ足でミニスカかショーパンで接近。（男子大好物）

すみません。ヤングジャンプしてしまいました。