身の程をわきまえること、自分を過小評価することはまったく違う

“身の程をわきまえる”はすごく大事なことだと思う。
俺自身、超絶イケメンに勝てないルックスとスタイルだし、起業家に勝てる金だって持ってない。
性格も気をつけないとただの調子ノリです。それが得意分野の人の土俵にそのまま上がり込んだら完敗するだけ。
でも、そのことを自覚することで、自分の見せ方や表現の仕方を気をつけるようになりました。オシャベリ糞野郎が直りました。(現在も随意矯正中でございます。)

自分のことを客観的に見つめて、初めて立てるスタートラインがあると思うんですよ。
自分を高めていく手がかりがそこにある。けれど、そのことに無自覚な人には魅力も先もない。
そんなことを恋愛だけでなく、生き方そのものについても俺は感じるのです。

とはいえ、絶対に絶対に卑屈にはならないでくださいね。身の程をわきまえることと、自分を過小評価することは違うことだと思う。
自分に欠点があることは分かっていても、ネガティブなかたちのまま他人にぶつけたりしない。
許容してもらおうとしない。自分のなかにぐっと押し殺して、自分のなかで処理していく。
そして、他人といるときは、底抜けに明るく楽しく。

女も男も、ちゃんと考えながらも飄々としてる人が素敵だと思うんですよね。

ブログで「あとがき」やってます

AMでコラムが掲載された数日内に、あとがき・こぼれたエピソード的な記事をブログで書いてます。よろしければ。

Text/ファーレンハイト

初出:2014.04.10