他人を勝手にジャッジしては自分がそのルールに縛られている
J:周りと比べていろいろなことがコンプレックスになっている自己評価の低い男性を好きになることは青山さんはありそうですか?
青:ないです…。あり得ません。
本人が気付いてない魅力にあふれていればあるかもしれませんが…。
ただ、変な話ですが、堂々としすぎている人があまり好きではなくて、その反面教師というか反動で、なんか他人からの評価が絶対みたいになっているような気がします。
J:もうちょっと詳しくほどいてください。堂々としすぎている人が何で嫌いなのか?
それと「他人からの評価が絶対」が唐突過ぎて繋がりません。
青: ステレオタイプなイメージで申し訳ないんですが、私が出会った帰国子女の人とかが自分の意見を主張しすぎたり、自分に自信を持ちすぎたりしているのを見て、「ああいう風になりたくないなー、他人から見てもいいと思われなきゃダメじゃん」と思っていました。
その拒否反応から、自分がどう思うかよりまず他人の評価を優先したいという気持ちが強くなりました。
J: すごい自家発電!!!
自己主張し過ぎだと青山さんが判断した人たちは、人が自分をどう思うかあまり気にしていないので、青山さんがどう思っても相手にあまり影響を与えられないのですよ。
他人をジャッジしている青山さんが、そのルールで自分をジャッジしている。
グルグルひとりで!!!
「他人から見てもいいと思われなきゃダメじゃん!」は青山さんの価値観。
それで、その価値観で自分の手足を縛っている。
他人のジャッジなんて風向きひとつで変わる不安定なものなので、いつまで経っても自分にOKが出せないというわけです。
青:図星すぎて、ぐうの音も…
J:ぐぅ…(私が代わりに出しておきました)。
青:ありがとうございます(笑)。
J:それにしても時間の無駄!!! 人を裁いてその返す刀で自分が流血!
青:ほんとだ!これって、どう変えればいいんでしょう…