「幸せになれよ!」と去っていく男の背中を追う作業はいつ終焉を迎えるのか
まずは下の名前に慣れることから

山口さん: 私と一緒にいて楽しんでくれる男性とかはいるんですけど、
「お前には本当に幸せになってほしい! 幸せになれよ! じゃあな!」って去っていく背中を追う作業はいつ終焉をむかえますかね……。

ジェーン・スー: まぁそれは華子さんが女として見られないように振る舞ってるから仕方ないですよね…。

山口さん: あーーーーーーーーーー

ジェーン・スー: そのハードルを越えて来いっていうのは無茶な話ですよ。

山口さん: 超えてほしい!!!!!!!

ジェーン・スー: 私も華子さんぐらいの年の頃それ思ってましたけど、なかなかそんな男いなかったすなー。

山口さん: ですよね……。

ジェーン・スー: いないいない。
男性に「かわいい」って言われたりしたいですか?
そういう気持ちは自分のなかにありますか?

山口さん: 人によります。言われたら100%キョドる自信がありますが、言われ慣れていないので。
でも言われたら、うれしいかなああああああ……。

ジェーン・スー: いいね! 自分らしさを捨てろとか隠せっていう話ではなくてフタしてる自分らしさをないものにするのはやめましょうよ、という話です。

山口さん: なるほど……、ありがたいお話です。

ジェーン・スー: いやいや、ホントにやるんだよ!

山口さん: もしかしたら話が別かもしれないのですが、山本モナが、ありのままの自分は愛されないって言っていたのですが。

ジェーン・スー: それは努力しないでワガママなままでは…ということですね、たぶん。
ありのまま=欲望のまま ではないと思います。

山口さん: ああああ、耳が痛いです。