ない物ねだりは幸せを手放す!「隣の芝生は青い」という錯覚/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

「馬鹿にされてる」と被害妄想を抱いてない?

ひかり 大人女子と子どもおばさんの恋愛の違い alice313

子供おばさんは、人の言葉に対して勝手に「責められている」「馬鹿にされている」という勘違いで解釈してしまうことがあります

そんなケースで多いのが、独身のキャリアウーマンと専業主婦の対立です。
例えば、独身の子供おばさんは、既婚の友人女性が「旦那さんがいてくれて幸せだ」と言うと、自分に対しての当てつけだと勘違いしてしまいます。
逆に、専業主婦の子供おばさんは、キャリアウーマンの女性が「仕事が楽しい」と言うと、「今、仕事をしていない自分に対して嫌味を言っているのだ」と被害妄想をしてしまいます。

でも、どちらのケースも相手は自分のことを責めてはいません。単に「自分は今、幸せなんだ」という気持ちを友人と分かち合おうとして言っているだけで、相手を責めているわけではないのです。

では、どうして子供おばさんは「責められている」「馬鹿にされている」と勘違いしてしまうのでしょうか?
それは、「自分が自分を責めているから」です。
自分を責めている人は、それに気づかずに勝手に被害妄想をして、「こんなことを言う相手が悪いのだ」と八つ当たりをしてしまうことがあります。それでは人間関係は悪化してしまいますよ?

隣の芝生も自分の芝生も青い!

自分が持っていないものに対して、コンプレックスを持ってしまう人は少なくありません。だから独身の女性は「結婚していないこと」に、専業主婦は「外で働いていないこと」に対して、劣等感を持ってしまいがちです。でも、そんな人こそ知っていた方がいいことがあります。

人生はいつだって<自分の選択>でできています。色々な選択肢の中から選んできたのが、今の自分の環境です。そこでは得たものがあれば、それを得ることで諦めたもの、捨てたものがあるのは当然です。

それを分からないで、人と自分を比べて、自分が捨ててきたもの、不足しているものばかりに目を向ける人は、劣等感を持ち、自分を責めてしまいます。

でも、“それを持っていないからこそ得ているもの”も必ずあるはずですよ?

例えば、独身のキャリアウーマンは、キャリアを積めたり、自由に恋愛を楽しめたり、趣味を充実させられたりするもの。逆に専業主婦は、家族との充実した時間や安らぎを得ることができます。

それを理解しないで、自分が得ていないことに対してコンプレックスばかり持ってしまうと、何気ない会話でも責められているような気になってしまうのです。
でもそれは、何度も言うように、相手が責めているのではなく、「自分が自分を責めている」のです。