SNSの匂わせ投稿が効く

1億総SNS時代ですもの、インスタやらTwitterやらFacebookやらのチカラを借りましょう。実はミカコちゃん自身、先に述べた「30代前半の頃」のエピソードにて、元カレのSNSに(ミカコちゃんの勘違いでなければ)匂わせ投稿を発見したという後日談があります。内容的には、振ったことを後悔しているかのような文面でした。

そういった匂わせ投稿があると、振られた側としては連絡しやすいんですよね。「振ったわけではない」にせよ、勢いで「私のことなんて大して好きじゃないんでしょ!」「もういい、サヨナラ!」など別れの言葉をぶん投げてしまった人にとっても、SNS投稿は大いに有効と思っております。「勢い任せで言ってしまった発言を取り消したい」旨、SNSに投稿しましょう。ユーモアも添えられたら更にグッド! 「ドラえもんからタイムマシンを拝借するにはどら焼きを献上せねば」「東京三大どら焼きのうち、ドラちゃんの好みは亀十かな」とか。

SNSをやっていない人なら…

SNSをやっていない人や、元カレがSNSをやっていない場合はLINEのステータスメッセージを活用しましょう。20字程度しか表示されないので、要点を絞って書くことがポイントになります。そこでご提案したいのが、新聞の尋ね人広告っぽい文面です。

昭和期の新聞には、「和夫、父が危篤すぐ帰れ」のように、一般人が身内を探す広告欄がありました。これにのっとり、LINEのステータスメッセージに「万事解決、連絡求ム」的な文面を掲げましょう。昭和レトロなテイストにすることで、重たさよりもユーモア感が前面に出ます。

「破局のショックでLINEはブロック削除してしまった」という人は、さすがに打つ手がありません。潔く諦め、次の出会いへと駒を進めましょう。

Text/菊池美佳子