今すぐきちんと彼と話すことが、最短かつ最良です

理由はさておき、現時点であなたは彼と付き合い続けることを選択しています。
そこで気になったのですが、あなたはその一件について一回しっかりと決着をつけたのでしょうか? また、自分は彼にどうしてもらえたら納得がいくか考えたことはありますか?

ここで言う“決着をつける”というのは、彼の前で泣いたり不機嫌になることではなく、「なぜそんな嘘をついたのか」「なぜ嘘をついてまで元彼女を優先しなければならなかったのか」「そういう行動を取ることで私からの信用を失うと思わなかったのか」「現に私はあなたのことを信用できなくなっている」「今後信用を取り戻すためにどういった誠意ある行動をしてくれるつもりなのか」など、彼が嘘をついた理由を聞いたうえで反論の余地があるかの確認、自分がどういう気持ちなのか、彼にどうしてほしいのか、そういった疑問や感情、要望を言語化し、すべて出し切ったうえで決断をすることです。

さらに、彼がどうしてくれたらあなたは自分の選択に納得できるのか、今後も付き合い続けるために頑張れるのか、着地点を考えましたか?
たとえば「元彼女とは二人きりで会わない、複数で会うときは事前に伝える」「一度彼と元彼女が所属するコミュニティに自分も参加させてもらう」「今付き合っている彼女が不安になるから個人的な連絡は避けたいと、彼から元彼女に伝えてもらう」「元彼女との連絡のやりとりは逐一見せてもらう」「同じコミュニティだとか関係ない、元彼女の連絡先を消して金輪際やりとりしないでほしい」など、その要望が適しているか、相手が受け入れるかはさておき、納得するために相手に求める行動が人それぞれあるはずです。

あなたの中で、「彼がこういう行動を取ってくれたら、誠意があると感じられる」というのが明確になっていなければ、そもそも決着のつけようがないのです。
それを明確にして基準を設けていないため、時間が経っても「あれも気になる」「ほんとうはこれも嫌だった」と次々に目に付いて不安な気持ちが持続するのだと思います。
彼の前で泣いてしまうのも、不機嫌になるのも、当てつけのように他の男性と仲良くするのも、あなたなりに正当な理由あっての行動かもしれませんが、残念ながらハタから見たらわかりようがありません。
彼からしてみたら、ただただ不機嫌ではっきり言ってくれない状態が続いているため「これをしたらいいのかな?」「こうしたら機嫌を直してくれるかな?」とあなたの顔色を伺っている状態です。

また、相談文に「彼は私が心理的な距離をおいているのを察したのか~」と書かれていることからも、あなたの行動は彼があなたの心情を察するよう仕向けているように見えます。
どうして欲しいのか、どうすれば信頼関係を新たに築いていこうと思えるのか、そういった基準を明確にして相手に伝えなければ、いくら彼が彼なりに誠意ある行動を取ったところで「私が不機嫌だから仕方なくそうしたんだ」「ほんとうはこうして欲しかったのに、ちゃんとわかってくれない」とキリなく要求はエスカレートしてしまいますよ。

あなたは「こうしてネチネチと1年も前の事をほじくり返して不機嫌でいたら、そのうち愛想を尽かされてしまうかもしれない」と心配されていますが、1年前の出来事が未だに気になっている状態であることは事実なのですから、強がったって仕方がないのではないでしょうか。
たしかに、その一件が発覚した直後に決着をつけたほうがいいのは言わずもがなですが、でも今から半年後、1年後に伝えるよりも今すぐにでも伝えたほうがいいに決まってますし、このまま何も言わず今まで通り不穏な状態で付き合い続けることのほうがよっぽど時間の無駄。今すぐきちんと彼と話すことが、最短かつ最良です。

もし、近いうちに決着をつけるための話し合いをした場合、それは関係性の決着につながるだけでなく、あなた自身のことの決着になることは頭に入れておいてくださいね。
その後の彼の言動が到底納得のいくものでなければ、別れを決断するなり大きな喧嘩に発展してでも再度話し合いの場を設けるなりしてもいいとは思います。ですが、そうではなく、ただの疑心暗鬼から察してほしいと不機嫌になったり、当てつけのような行動をしてはいけません。
すぐに彼を信じ切ることは難しいかもしれませんが、彼を信じようと決めた自分を信じてあげましょう。