フランスで同性愛結婚が認められた理由

フランスの凄いところは、フランス人全体にフランスで生きることの哲学が浸透しているところです。
市役所や学校なんかの公的建物には必ず「自由」「平等」「人民主義」という3つの言葉が刻まれています。

私がフランスに住むのに絶対不可欠なビザを発行してもらう際にも、この言葉やフランスの歴史について勉強する講習に必須参加でした。
なんでしょうね。難しい話は苦手ですが、この国では「人を愛するのにも自由と平等が認められる」ということです。

フランスだからLGBTが多いということはないはずです。
人間だけでもなく動物にも一定数存在する同性愛。

だから日本にもじつはフランスと同じくらい存在する「レズビアン」、それなのに私たちが知らないというだけで生きにくい思いをしている人たちが結構いるということです。
まずは知ることが日本人の私たちには必要なことだと思います。

※LGBTとは
レズビアン(女性に惹かれる女性)、ゲイ(男性に惹かれる男性)、バイ・セクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)の頭文字を取った総称。

Text/中村綾花

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