ストリップの驚愕の中身
すると、白鳥の湖のアレンジで白鳥から徐々に美しい裸体→黒鳥の羽を腕につけて変身! という芸術的に見せるストリップが上演中。
巨大ではないけれど美しい3Dのおっぱいと、ストリップにもこういうアート要素があるんですね、と他の観客同様息をのんで見ていた訳です。
そしたら続いて登場されたのは男性ストリッパー!イケメンの小さな頭に引き締まった体のお兄さんはいわゆる細マッチョ。
会場から清楚そうな女性を連れ上げ水をぶっかけたり、しまいには(やはり)パンツを脱いで彼女に握らせるというライブを展開させたのですが、その後、彼の大事なところは彼女だけでなく会場にいた全員に見せびらかされることになったのです!
その体に釣り合わない物体のデカさに馬か!と突っ込みたくなるよりも、そんなものを生で見てしまったとう初体験からなんだか気持ち悪くなって会場を一旦退場。
気を取り直して、来乗客を観察していたら田舎のヤンキーが暇つぶしに遊びに来ている or 中年以上のベテランご夫婦らしき方々 or 全然イケテナイ30代カップル(ごめんなさい!)とかとか、パリの中心地では見かけないような人ばっかりなのですよ!
しかも、そうやって外でぼーっとしていたら、聴覚障害者のおじさまにナンパをかなりしつこくされて、泣きそうになったのでさっさと無料バスに乗り込んで帰路につきました。
いやはや、エロとはやはり何もない田舎に生息するものなのかもしれません。
都会にはエロに変わる刺激の選択肢がたくさんあるのでしょうか。
今回はとんだカオスを体験してしまいました。もう、来年は行きません!
Text/中村綾花
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