その国の言葉を知るとその国がみえてくる
robert 7
先日電車に乗っていると、騒ぐ子供にお父さんが「静かに!ZEN!(ゼン)」と怒っているのを見ました。
このZENという言葉、フランス人はよく使います。そう、日本語の「禅」という言葉をフランス語の中で使うのです。
他にも、私がフランスに来た当初、あまりフランス語が話せないから黙っているだけなのに「とっても禅だね」なんて言われた事もあるほどです。
そう、「静かに心を落ち着かせている」というような意味で使われています。
こういうところからみても、フランス人は自分たちにない日本の哲学を取り入れている、つまり尊敬しているというのが分かる気がします。
さて、今週は海外に移住するのにビザと同じく必要になってくる「言葉」についてです。
国を移動すると、文化も価値観も変わるのが外国の醍醐味ですが、もちろん言葉も変わってしまいます。
言葉が通じなくても生きて行ける、そういう人もいますが各国にある日本人コミュニティーの中だけで生活すればサバイバルできないこともありません。
でも、それじゃ外国に住んでいる意味がないですよね。
国ごとに容姿が違う、食べ物がちがう、考え方が違うように言葉が違う、つまり、言葉を勉強するとその国の哲学のようなものも見えてくるように思います。
日本語ではありえない言い回しなども、やはりその国らしさを反映しているので、知れば知る程その国の事がわかる気がする程です。
ただ、語学は勉強しないと全く身に付きません。一から習得する努力が必要になってきます。
さて、どうやって勉強するか?
- 1
- 2