不安がよぎる長い待ち時間
先週の続きをじらさずに、すぐにお話続けようと思います。
NYで色んな日本人の方々とお会いすることができ、中でもブログで出会ったおじさまが車で来るのをホテルの前で待っていた私。
その待ち時間の長い事…。
待っている間、聞いた事のない言葉「『ブラインドデート』みたいだね(笑)」がリフレインしまくって、私は車で見知らぬおじさまに連れいていかれて、そのまま行方不明になってしまうのかも…。お母さんごめんなさい。
と心の中でつぶやきまくってました。
(※これを海外でやると本当に危ないので、気をつけてくださいね。国によっては本当に森とかに連れて行かれて強姦されて殺されたりします。私が運が良かっただけだと思います)
4、50分くらい待った後、「ものすごい渋滞で遅れてしまった、ごめんね!」と、アメリカ映画によく見るようなでかい茶色の乗用車で迎えてくれたおじさま。
人生初めての左ハンドルの車に乗り、マンハッタンの街を車で走っていることの感動と、色々と話しかけてくれてくれるおじさまがやさしくて不安は飛んで行きました。
一人で行動しなきゃいけないという恐怖
すぐに彼は私の夢だった、ジョンとヨーコの住まい「ダコダハウス」の前まで車を走らせてくれて、「ほら、車降りてちょっと見ておいで!」と言ってくれました。
その後、私が一人でレストランに入るのが怖くてデリばかり食べてることを知って、アップタウンのレストランに連れて行ってくれたのです。
メニューもろくに読めない私に、「なにが食べたい?」と聞かれて私は「肉です!」と即答。
NY名物らしきTボーン・ステーキというのをごちそうになりました。
ほんと、運がいいです。感謝です。
在米日本人の方々との出会いの後、夜中じゅうサイレンが激しくなるマンハッタンのホテルで一人になった時、トイレでいよいよ足が震えました。
明日からは本当に一人で行動しなきゃいけない。
時差ぼけが抜けず、太陽が昇る前になんども目を覚ましては窓から街を眺め、大都会の闇に吸い込まれるような怖さを感じました。
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