一人で行動しなきゃいけないという恐怖

 すぐに彼は私の夢だった、ジョンとヨーコの住まい「ダコダハウス」の前まで車を走らせてくれて、「ほら、車降りてちょっと見ておいで!」と言ってくれました。

 その後、私が一人でレストランに入るのが怖くてデリばかり食べてることを知って、アップタウンのレストランに連れて行ってくれたのです。

 メニューもろくに読めない私に、「なにが食べたい?」と聞かれて私は「肉です!」と即答。

 NY名物らしきTボーン・ステーキというのをごちそうになりました。

 ほんと、運がいいです。感謝です。

 在米日本人の方々との出会いの後、夜中じゅうサイレンが激しくなるマンハッタンのホテルで一人になった時、トイレでいよいよ足が震えました。

 明日からは本当に一人で行動しなきゃいけない。

 時差ぼけが抜けず、太陽が昇る前になんども目を覚ましては窓から街を眺め、大都会の闇に吸い込まれるような怖さを感じました。

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