初海外の足が震えるほど怖かった思い出/一歩踏み出す秘訣(2)

世界婚活するまでの道のり

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海外=怖い

こんなイメージがあって、いまいち遠い世界の話、私には関係ないことだと思う人もいるかもしれません。

実は私にとっても海外は本当に遠い存在でした。
ありったけの勇気をしぼって初めての海外に一人で行った時、滞在先のホテルで足の震えがきたのを今でもはっきり覚えています。

それくらい私にとっても始めての海外は怖かった。

それが今では世界で婚活し、フランス人の旦那とフランスに住んでいるという。
初めての海外で足が震えた頃の私には信じられない事実です。

振り返ってみると、飛行機にも乗った事がない中学生くらいの頃、世界を旅できるキャビン・アテンダント(当時のスチワーデス)の仕事に憧れていました。
でも、英語が必須と聞いた時、「私は英語なんて話せないし無理だ」、「帰国子女みたいな特別な人が目指す職業だろうな」と脱力してあっさり諦めたのをよく覚えています。(よく考えたら、その後勉強すればいいだけなのに…)

大学生になって、学校の廊下に張り出された交換留学生の情報も「留学って高くつくな、親に頼めない」と思ってこれも実現不可能なことだとあきらめました。
一方、周りにいた世界一周旅行や留学をしてきたという同級生は輝いて見え、「どうだった? 詳しく話を聞かせて!」と飛びつくほど憧れの存在でした。

またこの頃憧れていたジョンとヨーコの二人がNYという大都会に住んでいたこと、二人の住んでいたダコダ・アパートというのがまだ実在して、ヨーコがそこにまだ住んでいるらしい、と知った時、NYに行ってこの目で見てみたいそう強く思いました。

でも、やっぱり怖い。
東京すらも一人で行ったことがないのに、NYなんて超大都会、しかも英語も話せないし、人質にでもあったらどうする!?

とものすごい不安もありました。