前編につづき、外国人の彼氏が欲しいと思っている人、ゆくゆく結婚もしたいと思っている人たちへ、おせっかいだけども「こういうことに気をつけたほうがいいよ」というお話をしていこうと思います。
特に、私が住んでいるフランスは多くの女子が憧れる場所でもありますから、そこに住む男に憧れるのも必然です。毎年パリに移住してきている日本人の過半数を軽く超えるのは女性だそうです。
(※パリにある日本人銀員さんの話によると:「口座を作りにくる日本人のお客さんの9割は女性ですね」とのこと)
そこで多いのがパリジャンと日本人女性の恋・結婚のトラブル(それも自分の責任なのですが)を何度も見たり聞いたりすることが多いので、今回はフランス人と付き合う前に気をつけることを中心にお話していこうと思います。
フランス人だからって金髪に青い目はほとんどいない
実際にパリに住んで分かったのはこの街にはいろんな国、文化、宗教を背景にしたさまざまな人種がいることでした。
日本人が思い浮かべるパリジャンといえば、金髪で青い目をした白人、なんならベレー帽を被った人やボーダーシャツのイメージでしょうか。実際はそんなパリジャンなんて稀だし、それぞれ国のオリジナルによって、外見も変わってきます。
パリにはフランスはもちろん、アフリカ、モロッコ、東欧、北欧、中国、インド…とありとあらゆる国から移住してきた人たちがいるので、ひとくくりにフランス人といっても「○○系のフランス人」という具合にさまざまなのです。
ということは、それぞれ恋愛スタイルや結婚スタイルなどがあるわけです。
宗教によって付き合い方も変わってきます。そもそも異なる宗教の人同士では結婚ができなかったり、結婚したとしても離婚した場合に(そもそも離婚がゆるされない宗教もある)父方に子供を連れ去られたりという話も耳にします。一方で、日本人の母親が子供を連れて日本に帰ってしまったりという話もありますが…。
なので「パリジャンの彼氏が欲しい」「ハーフの子供が欲しい!」という声をいまでも多く聞く私は(それはそれで個人の自由ではあるものの)幻想だけで彼氏を探すのは要注意! といいたくなってしまうのです。
後々の覚悟をしないととんでもない現実に打ちのめされることも大いにあるわけですからね。
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