就活のつらさ、婚活のつらさ
martinak15
「婚活」という言葉は数年で消え去ってしまう流行語で終わってしまうものだと思っていました。ところが「婚活」は盛り上がるばかりで廃れる気配はありません。
私が5年前に婚活をしていた頃は「結婚にがっついている」というイメージでみられるような気がして、婚活をしていることは言いづらい雰囲気がありましたが、今では皆さん気軽にカミングアウトできるようになっているのでしょうか?
たとえ婚活が一般的になって多くの人が実践していることだとしても「婚活のつらさ・大変さ」は何も変わっていないと思います。
私は日本でも世界でも婚活をしましたが、婚活は就職活動以上にしんどかった記憶があります。まさに氷河期到来時の学生だった私は、マスコミ系というこれまた難関中の難関を目指していたので就職活動のしんどさもなかなかのものでした。
就職活動時のつらさの原因は、大学という守られた社会から大海へ放り出されることがわかっているのに、乗り込む船が見つからない不安。そして、社会のどこにも属すことができない宙ぶらりんな状態への恐怖でした。
最終的に私は「不合格通知」の書類に小さく手書きで書かれた「どこにも受からなかったら、うちにいらっしゃい」というメモによって奇跡的な就職をとげることができました(面接官の1人が私のことを気に入ってくれたのでした)。そしてテレビ制作会社というマスコミ業界の中の小さな海賊船に滑り込むことができました。
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