AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式

結婚するとできなくなること~友人への愚痴編~

「いかに私の結婚生活が大変か、いかに仕事で嫌なことがあるか」ということは、誰だって友人に聞いてもらいたいですよね。でも、相手の立場や状況を考えた上で愚痴を言わないと、意図せず相手を傷つけてしまうこともあるのです。そんな一例をご紹介します。

「愚痴る」行為は身勝手?

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
Lee Down

 結婚してからというもの結婚の話や旦那の話をする時、相手によって十分注意しなければいけなくなりました。なぜなら、自分にとってなんともない日常の結婚生活の話でも、相手を傷つけたり、悲しませたり、怒らせてしまうことがあるからです。たとえ相手に話をふられた場合であったとしても、です。

 結婚しているからこその愚痴は、結婚しているからできることであり、子育ての愚痴も、子供に恵まれたからこそ言える愚痴です。

 話し相手が「結婚したいと思っているのにできていない人」や、「子供が欲しいと思うのにできない人」にとって、その愚痴は共感を得られるどころか「毒」や「凶器」か「意味のないもの」でしかありません。

 実際、私が独身だったころ既婚者の愚痴を聞いても、まったく共感できませんでした。それは私が結婚を経験したことがなかったのと、結婚したかったのにできていなかったので聞く耳も持てなかったのでした。

 愚痴をもらす人にとっては「慰めて欲しい」、「共感してほしい」、少なくとも「聞いて欲しい」という気持ちがあるのだと思います。 時々ならばお互いにゆるされる息抜きだとは思うのですが、私は愚痴ることも、愚痴られることはあまり好きではありません。いや、むしろ嫌いです。「愚痴る行為」事態が、けっこう身勝手なものだと感じるからです。
それに、愚痴るそばから幸せが逃げるような気もします。基本的には前向きで先の見える話がしたほうがワクワクしませんか?(どうせ生きる世は鬼と理不尽だらけなんだし)