2ヶ月間にわたる東南アジア放浪取材を終えて、ようやく東京成田空港到着です。寒い! 真夏の国ばかりを渡り歩いていたので当然ですね。
空港について利用したカフェでのあまりにも丁寧な接客に「ああ、日本に帰って来たなぁ」と実感しました。
パリや東南アジアで散々乱暴なサービスを受けて疲れていたので、感動すら覚える日本のサービス。
でも、ちょっとしたことで「すみません!」と言われたり、コーヒーを作る一つ一つの動作やかけ声がマニュアル通りに進む作業を見ると、こちらもしっかり良い客として対応しなきゃいけない プレッシャーを感じてしまうのです。
そんな日本で今『おひとりさま出産』という本が話題になっているようですね。
結婚はせず妊娠&出産をするある女性の体験談に「おお、ついにそこまできたか!」感じました。
私は日本の女性の人生の選択肢が増えることは、女性がもっとのびのび生きやすくなるために必要不可欠なことだと思います。
私は日本に帰ってくると、やっぱりまだまだ緊張して息苦しく感じてしまいます。
人と違うことをしていないか、変に目立っていないか? と、ついつい気になってしまうのです。
こんな国で社会的に珍しいことをするには非常に勇気が必要です。
私の世界婚活は、勇気もなにも人の目も気にしていられないくらい、欲求や苦しみの方が強かったから成し得たものでした。
おひとりさまの彼女もそうだったのでしょう。
結婚しない、海外で結婚相手を探す、精子だけ探して妊娠する、他人にどういわれようと私とあなたの人生。親だって助けてくれることはあっても、幸せにしてくれるわけではありません。
「自分の人生は自分で幸せにするしかない」と、結婚して最愛のパートナーがいる私ですら実感しています。
不幸を人のせいにする人は、どんな状況だって幸せになれません。自分で欲しいものを見つけたら動くしかない。
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